2019/10/26(Sat)はcompellingです。
compelの現在分詞ですが、形容詞化したというお決まりのコースを歩んだ単語でしょうか。
- 発音:kəmpéliŋ(赤字がアクセント)
- 品詞:形容詞
- 語源:勿論compelから来てます。で、このcompelですが、語源は古期フランス語のcompellirで、to drive or urge irresistibly by physical or moral で、力づく、または道徳的に、たまらなくそうさせるという意味がありそうです。
分解すると、接頭語のcom(強調)とpel(push)になるので、強制するという意味が強いですが。
強制的に何かをさせるだけでなく、内面的なものに働きかけて人を動かすようなそのようなニュアンスの単語だと思われます。 - 意味:that makes you pay attention to it because it is so interesting and excitingとso strong that you must do something about itとがあって、前者は(人を)引き付ける、後者は説得力のあるとかでしょうか。今風にいうと「ささる」?
- 使用例
"They were quite disappointed as well," she added. "Unfortunately, we have not had a compelling explanation given as yet."*1
小池東京都知事は、彼ら(マラソンや競歩競技の準備や支援をしてきた人たち)は大変落胆していると言い、更に、残念ながらこれまで説得力のある説明がないと付け加えた。
as yetは「今のところ」と言う意味でいろんな辞書に載ってますが、なぜそのような意味になるのか?
as of todayのように「今日の時点では」に代表されるように、yetの「まだ終わっていない、おそらく今後もまだ済まない」というニュアンスに対して、asが入ると現在の時点ではまだと言う限定的な範囲になるのでしょうか。
asは接続詞?面倒なので、as yetは「今のところ」という句副詞として覚えましょう。
どうも、昔から英文を見ると、構造を分解してどんな法則があるのかを調べたくなります。中学からの勉強法はいまだに抜けきらないです。
ところで、札幌でマラソンと競歩をやるとの事。30年以上も前のランナーとしてはそりゃーそうだろうと思います。
明らかに原因はどうであれ温暖化で気温が上がっているのは明らかです。思い切ってオリンピック自体を11月とかもっと涼しい季節に移さないと、記録も出ないと思います。
私も選手だったころ、冬の時のタイムが良かったのは言うまでもありません。
ところで、温暖化対策ですが、火力発電とかはやめて水素発電に切り替えたいですね。コストにまだ問題がありますが。この研究開発の意義はcompelling needでしょう。
*1:The Japan Times 2019/10/26