2019/11/3(Sun)はcurtailです。
これも、もしかしたら2回目かもしれません。
- 発音:kərtéil(赤字がアクセント)
- 品詞:他動詞
- 語源:ラテン語のcurtusです。これはcutの意味だと思います。
分解するとcut+tailという事で、動物のしっぽを切ると言うのが本来の意味でしょうね。 - 意味:to limit something or make it last for a shorter timeとか、to stop something before it is finished, or to reduce or limit somethingの意味です。日本語で言えば代表的なのは、~を短くする、ですね。
- 使用例
President Fumihiko Nagamatsu says he expects the number that choose to operate on curtailed hours will be low.*1
セブンイレブンの永松文彦社長は、営業時間を短縮する事を選択するフランチャイズ店は少ないだろうと予期している。
operate onとありますが、ここの前置詞がなぜonなのか、そのニュアンスがピンと来ないんですよね。
ここのonは、~に頼っての意味でしょうか?なのでoperate on curtailed hoursは、curtailed hoursという方針に頼って運営するとか。
onは原則、「~の上に接触して」という意味ですが、ここからどのようにして、いろいろな意味に派生したのか、日本人にはなかなか理解できないものだと思います。
さて、、、、
最近読んだものの中に「なぜ、大企業ではイノベーションが起きないのか?」というのがありました。
まぁ、いろいろ書いてありましたが、、、
よく考えてみれば、そりゃそうですよね。
大企業の経営者は、ほぼ成功する、または成功しているビジネスモデルを見つけ、そこから最大限の利益を得ることをやっている訳であって、だから現在成功しているビジネスモデルを管理する構造を作って維持するのが重要なのです。
結局、こう考えると、大企業から新しい考え方は出てこないでしょうね。出ても潰される。だから新しい事を始めたい優秀な人は大企業をやめる。
周りを見ると大企業がいつの間にかスタートアップに負けていることがありますよね。かつてのアップルとか、グーグルとか。
IT系では、NECとか富士通とか少しづつ変わりつつありますが、相当な時間がかかるような気がします。
今も大学生・大学院生には大企業は就職先として人気がありますが、大企業はある意味、公務員と同じような働き方を強いられるというのを覚悟した方がよさそうです。
つまり、希望に満ちて、新しいことをやったる!なんて先ず無理だという現実を直視したほうが良いと思いますね。ほんのわずかな新規物はできると思いますが。
それなりに、新しい技術やビジネスをやりたいのであれば、大学に就職するか、スタートアップに就職する、自分でビジネスを立ち上げる、という事になります。
これは、新卒だけでなく、50代の我々もしかりですね。
*1:The Japan Times 2019/11/3