perceive

2019/12/13(Fri)はperceiveです。

基本的な単語で何回かお目にかかってますが、明確に覚えられないです。

 

perceive

    • 発音:pərsíːv(赤字がアクセント) 

    • 品詞:他動詞

    • 語源ラテン語の percipere。

      因数分解すると、per(徹底的に)+capere(捕える)という事で原義は「すっかりつかむ」ですかね。

    • 意味: to notice or become aware of somethingなので、「~に気付く」がコアな意味だと思います。

      もう少し言うと、「五感を働かせて完全に理解する」と言うのがこの単語のイメージだと思います。

    • 使用例:
      Japan may not be percieved as fully committed. That is not true. Japan is fully committed and we will deliver.*1

      日本は全力を尽くしているとは受け取られていないかもしれないが、それは間違いです。日本は全力でやっていますし、それを果たします。

 

percieved asのasは「~である」と訳します。きっとpercieved as  fully committed (Japan)の()が省略されているのかなと思います。

使用例の文章は、小泉環境相マドリードでの国際会議で発言した内容です。環境省の気持ちは分かったが、具体的なものに言及していないと批判されてるようです。

いわゆる石炭火力と、クリーン石炭火力と、どれくらいCO2の排出量が違っていて、なぜそのような事が出来るのかをしっかり技術的に説明しないと、だれもわかってくれないのではないでしょうか?

 

「クリーンコール」とよばれる技術で、2002年の建て替え前に比べると、窒素酸化物(NOx)は92%、硫黄酸化物Sox)は83%、粒子状物質(PM)は90%減っているようです。これをちゃんと説明しないと。。。。だめやん。

開発途上国はお金がないので、原発は無理で、ほっとくと安価な石炭火力発電所を作ろうとします。そこに日本のクリーン石炭火力を持って行ってるわけですから、そりゃーCO2削減に貢献してますよね。

ところで、技術を知らない人に技術を説明するのって大変ですよね。

会社で、しばしば、こういう大変な目に合います。役員は文系が多いので説明が大変です。多分ほとんどの方がそうかなと思います。

日産自動車とか、前CEOの西川(さいかわと呼ぶようです)さんって購買畑の人だそうですが、そこの技術屋さんは大変だったでしょうね。

まぁ、こんども文系の方のようだし、フランスの文系の人にも相手にするので、今も大変だと思いますが。

やっぱり技術開発をやってる会社には、その会社の主力製品関連技術で博士を持っており、さらにMBAを取ってるようなひとを役員にしないとだめですよね。

あーー、、こう言う意味で私の会社には未来はなさそうだな。。。

*1:The Japan Times 2019/12/13