eradicate

2020/1/5(Sun)はeradicateです。


今日も相変わらず、ゴーン容疑者の話、秋元議員の収賄の話、そしてイランとアメリカのつばぜり合いの話が紙面を大きく飾ってます。

そんな中で、ウィグル族の記事が目に留まりました。内容はイスタンブールのはずれの学校で中国から逃れてきたウィグル族の子供たちが彼らの言葉や文化を教わっているというものです。

2017年に中国のシンチアンにウィグル族の収容所があることが表に出たときに、中国政府はそのようなものの存在を否定してましたが、それから、それは職業訓練校だと言い始めました。

その後にリークされた文書からは、結局、その”職業訓練校”はまるで拘置所だというのが明らかになってます。かなりの虐待も行われているというのは既に知れ渡ってます。

シンチアンには、親がいない沢山の子供がいるようです。中国当局はそのような数えきれないほどの子供を保護施設と称した施設に入れているようです。そのような悲惨な状況から逃れてきた子供たちがトルコで温かい支援を受けています。

トルコって、すぐゴーン容疑者逃亡の共犯者を捕まえたり、ウィグル族の子供たちのために住居や教育を与えたりと、好感が持てます。

今日はこの記事にあった単語からです。二回目だと思います。


eradicate

    • 発音irǽdikèit(赤字がアクセント) 

    • 品詞:他動詞

    • 語源ラテン語のeradicareです。最初のeがex、つまり「外へ」の意味を表し、後に続くradicareはradixから来ているようでroot、つまり「根」。

      という事で、原義は「根を引き抜く」です。

      意味: Oxford learner's dictionaryでは、to destroy or get rid of something completely, especially something badです。つまり、remove, get rid of, eliminate, wipe outが同義語です。

      ~を根絶する」ということになります。やはり言語の「根」があります。

    • 使用例:
      But leaked internal documents have shown they are run like prisons, which critics say they are aimed at eradicating local culture and religion of Uighurs and other, mostly Muslim, minorities.*1

      しかしながら、リークされた文書によれば、それらはまるで拘置所のように運営されているとの事である。批評家は、それらの目的はウイグル族やその他のイスラム系民族、少数民族の信仰や文化を根絶することだと言っている。

      Uighurはウィグルではなくて、ウィガーと発音します。ジャングリッシュにならないように気を付けましょう。



本日の新聞は1週間分のまとめとしての記事なのですが、相変わらずゴーン容疑者関係は多いです。ついで秋元議員の収賄ですかね。

どっちも、ポシションパワーを使って、私腹を肥やしたという点では同じですね。


さて、ウィグルですが、いったいウィグルとは?について調べたいと思います。

 

ウイグル族はトルコ系で、見た目はエキゾチックな顔立ちで、でもそんなに濃くないアジア人という感じです。中国に属しますが、明らかに漢民族とは顔や言葉、文化や宗教(イスラム教)などが全く違います。

歴史的には、18世紀には清の支配下に入り、清の滅亡後は現在の台湾に属しました。そして1933年と1944年には、東トルキスタン共和国を建国しました。

それぞれ数年間は政権が存続したようですが、1949年に中国共産党東トルキスタンに侵攻し、中国へ統合されました。

中国というか共産党は、中国の主体文化、主体民族とは違う勢力によって国家の統合が脅かされるという事を最も懸念しています。

だから、中国政府に反感を持つウィグル族は台湾など同様に、中国政府から弾圧を食らうわけです。何せ地下資源は搾取されるは、核実験は行われるは、飛んでもない事をされているわけですから。

なぜ国連が動かないのか、不思議でなりません。中国やロシアなど第二次世界大戦戦勝国常任理事国とする国連なんて機能するわけがないですが。。。フランスもいらないですね。

本日は、これにて。




 

ところで、英語の勉強はとっても重要ですが、下記のようなしゃべると翻訳され、写真を撮ると映った文字が翻訳されると言うデバイスです。海外出張では重宝しますよ。とうとうここまで来たんですね。

 

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*1:The Japan Times 2020/1/5