2020/1/6(Mon)はfloutです。
今日の一面は、相変わらずゴーン容疑者とアメリカによるイラン要人の殺害の件と、皇室の王位継承に関する記事でした。
アメリカによるイランのソレイマーニー氏の殺害で、もしイランがアメリカに報復を行えば、アメリカは52か所のイランのサイトを、迅速にそしてハードに攻撃をするといってます。
戦争になりそうな気がしますが、日本への影響としては、自衛隊の湾岸への派遣で隊員が危険にさらされることと、後はガソリンの値上げでしょうか?
さて今日も、ゴーン容疑者の記事からです。やっと日本の政府が動き出したという感じですね。
もしかしたら、この単語は二回目かな?
flout
- 発音:fláut(赤字がアクセント)
- 品詞:他動詞、自動詞、名詞
- 語源:明確になっていないようですが、中期英語のflowtenで、フルートを吹くという意味です。
- 意味:なかなか原義からは想像がつかないのですが、オランダ語に同じ意味でfluitenというのがあるようです。fluitenの意味は、当然「フルートを演奏する」ですが「やじる」の意味もあるようですね。
Oxfordオンライン辞書によれば、to show that you have no respect for a law, etc. by openly not obeying it とあります。
これから「(規則や習慣など)~を軽蔑して従わない」ですね、ちょっと長いですが、「やじる」という原義から、小馬鹿にするというニュアンスでしょうかね。 - 使用例:
In a separate statement released Sunday, the Tokyo District Public Prosecutor's Office said the auto industry tycoon had "knowingly flouted" Japan' judical procedures.*1
日曜日リリースされた別の声明で、東京地裁は、”自動車業界の大物”は故意に日本の司法手続き制度を小馬鹿にして、これに従わなかったと述べた。
knowinglyはwhile knowing the truth or likely result of what you are doing という事です。deliberatelyと同じです。
ようやく、日本の政府というか、森法相から正式なコメントが発せられましたね。
それによれば、「わが国の刑事司法制度は、個人の基本的人権を保障しつつ、事案の真相を明らかにするために適正な手続きを定めて適正に運用されており、保釈中の被告人の逃亡が正当化される余地はない」との事。
さらに、「ゴーン被告が日本を出国した旨の記録はないことが判明しており、何らかの不正な手段を用いて不法に出国したものと考えられる」とし、こうした事態に至ったことは「誠に遺憾」と言ってます。
また、ゴーン被告の保釈が取り消され、日本がインターポールに要請した同被告に対する「赤手配書」が出されたことを認めました。
今後、レバノン政府が「赤手配書」に関して、ゴーン被告を事情聴取するようです。これには日本当局も参加できるようですね。
レバノン政府は、”罪人の受け渡し条約”を結んでいない日本にゴーン被告を日本に送還しないようですが、トルコ政府も、フランス政府も、動き始めてますから、今後どのような展開になるのか目が離せません。
8日には記者会見を行うようなので、そこでは、前回企画倒れになった日本での記者会見で、言うはずだった日産関係者の実名がでるのでしょうか?
まぁ、当分この事件は一面を飾りそうです。
では、本日はこれにて。
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*1:The Japan Times 2020/1/6