2020/1/16(Thu)はproponentです。
今日の1面ではなくて、2ページ目にあった記事です。"Hydrogen cells find climate niche"と言う記事からです。
いち時期ものすごく話題になっていた燃料電池、特にトヨタやホンダの燃料電池自動車ですが、いつの間に下火になっていました。
なんか最近盛り上がって来てるような気がします。地球温暖化を考えると、やっぱり究極は水しか出さない燃料電池になるんでしょうか?
今日は、その記事にあった、初めて見たproponentと言う単語です。
proponent
発音
prəpóunənt(赤字がアクセント)
品詞
名詞
語源
先ずは、proponeと言う動詞から考えたほうが良さそうです。これはラテン語のproponereが語源のようです。
proが「前に」を表す接頭語ですね、そしてponereは「置く」という意味があるようです。という事で、「前に置く」でしょうかね?
このproponereが動詞形の proponentemになったと推察します。
「前に置く」は「アイデアを出す」という事だと思います。ちょっと無理矢理感がありますが。。
意味
Cambridge Online Dictionaryによれば、 a person who supports an idea or course of actionなので「支持者」とか「提案者」がぴったりですね。
advocate、意味はa person who supports or speaks in favour of somebody or of a public plan or action、と同義語です。
使用例
Shipments of hydrogen fuel cells grew by more than 40% last year as proponents of the technology worked to establish it alongside lithium-ion batteries as a way to remove pollution from transportation.*1
燃料電池の出荷は昨年40%以上増加している。これは、燃料電池を推進している人々が、自動車など輸送による大気汚染を除去する方法として、リチウムイオンバッテリーと同様に、燃料電池技術を確立するため開発に取り組んだ為です。
出荷額は2018年の806メガワットに対して、2019年は合計1,100メガワットだったそうです。確実に増加してますね。
輸送の中で、大気汚染や二酸化炭素の排出量が多いのは乗用車より大型トラックだと思いますが、さすがに大型トラックを電気自動車にしてもバッテリーが巨大になり、また充電時間も多くなり、現実的ではありません。
大型トラックやバスに燃料電池を使うのは、その技術的な難易度はともかく、まっとうな考え方だと思います。
最近、ディーゼルの大手が燃料電池の会社を買収したり、ボッシュが燃料電池のビジネスに取り組み始めたりと、少しづつ変化が起きていると思います。
やっぱり、電気自動車だと結局はCO2排出量は長い目で見るとガソリン車とあまり変わらないし、充電時間は長いし、走行距離は短いし、やっぱり燃料電池がいいのかなぁと考えてしまいます。
是非、トヨタやホンダにはこの領域で世界をリードしてほしいです。
さて、本日はこのあたりで。
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*1:The Japan Times 2020/1/16