2020/1/27(Mon)はproprietaryです。
今日は、"Ex-SoftBank staffer held over leaks to Russians"と言う記事からです。
ソフトバンク元社員が、警視庁公安部に不正競争防止法違反容疑で逮捕されましたね。
ソフトバンクのとある部署の統括部長として通信設備構築プロセスの効率化に携わっていたそうですが、2019年12月中旬に懲戒解雇されたと伝えられています。
動機は、おこずかい欲しさという事らしいですが、一体どれくらいのお金をもらったのでしょう。飲食の接待も受けたとの事ですが。
今日は、この記事から拾ったproprietaryです。
proprietary
発音
prəpráiətèri(赤字がアクセント)
品詞
形容詞、名詞
語源
ラテン語のproprietariusで、owner of propertyという意味のようです。
所有物を持っている人と言うのが原義でしょう。
意味
Oxford Online Dictionaryによれば、made and sold by a particular company and protected by a registered trademarkという事で、「商標権を持っている」。
もう一つは、relating to an owner or to the fact of owning somethingで、「所有者、権、物の」。
どっちも原義と同じ意味ですね。
その会社の「独自の」という意味で使われる場合が多いようです。
使用例
A former Softbank Corp. employee was arrested Saturday for allegedly passing proprietary information from the major phone carrier to officials at Russia's trade representative office in Tokyo. *1
このproprietaryですが、アメリカの拠点と電話会議をしている時に、出てきた英語でもありました。
会話から、publicの反対語かなと想像してましたが、そうかもしれません。
proprietaryは、「標準化されていない」「独自の」という意味で使われることが多いようです。
publicで、いろいろな技術を使う場合は、それらは標準化されているので、この意味で確かにpublicが反対語と見ても間違いなさそうな気がします。
また、似たような言葉で、confidentialがあります。
confidentialは個人情報にも提供できる一般的な「公開できない情報」の意味があります。
一方、proprietaryは、proprietary technologyで独自の技術、proprietary protocolで独自のプロトコルと言う意味で使われるので、企業秘密的なニュアンスを含んでいることが多い気もします。
今日は、東京はとっても寒いです。大雪注意報が出てますので、明日の通勤が大変そうですね。
さて、本日はこのあたりで。
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*1:The Japan Times 2020/1/27