2021/1/20(Wed)はwhittle です。
今日は"Virus patients dying, unable to access care"と言う記事からです。
ときどき出てくるwhittleです。ホイッスルとは違います。
さて、東京在住だった80代の糖尿病の男性がCOVID-19陽性でも入院できず、その後自宅療養で回復したものの亡くなったという事例がありました。
入院を待っている患者が、特に東京でこの1か月で急増しているようです。
医療機関、医療従事者のことも考えて、我々はソーシャルディスタンス、うがい、手洗い、マスク、できる限りの予防をやるしかありませんね。
whittle
発音
hwítəl (赤字がアクセント)
www.oxfordlearnersdictionaries.com
品詞
他動詞、自動詞、名詞
語源
Etymology dictionaryによれば、1550s, "to cut thin shavings from (something) with a knife," from Middle English whittel "a knife," especially a large one (c. 1400), variant of thwittle (late 14c.), from Old English þwitan "to cut," from Proto-Germanic *thwitとあるので、中期英語のthwittel、ゲルマン祖語の*thwitに遡るのでしょうか。ナイフで削る、と言う意味がありそうです。
意味
Oxford learner's dictionariesによれば、to form a piece of wood, etc. into a particular shape by cutting small pieces from itという事で、語源で説明した意味に通じるものがあります。
whittle down のイデオムで覚えておいた方がよさそうです。to reduce the size or number of something、つまり、「~を減らす」です。削るという意味から、削ってだんだんと減らしていく、削減する、という意味になるのでしょうね。
記事
But now, as a spike in cases pushes hospital bed capacities to the brink of their breaking points, officials have no choice but to become “extremely selective” about who to admit ー whittling down candidates to the most critically ill, such as those with very low oxygen levels or severe underlying condition, Maeda said. *1
「しかし今、コロナ感染者の急増が病院のベッドのキャパを限界点にまで追いやるにつれ、病院側は入院を認めるかどうかに関して「非常に選択的」になるしかないのである。つまり、低酸素レベルになっている、または深刻な基礎疾患を持つ非常に重篤な患者に入院を限定するという事である。」と前田氏は述べた。
underlieは、「~の根底にある」と言う意味なので、その現在分詞は形容詞的な意味としては「基本的な、潜在する」と言うことになります。
本日はこのあたりで。
勉強の合間に甘いものはいいと思います。それにしてもおいしそうだったので思わず貼ってみました。
*1:The Japan Times 2021/1/20