2021/5/6(Thu)はsapling です。
今日は"Japan aims to protect agriculture industry with ban on exporting homegrown seeds"と言う記事からです。
さて、農水省は先月、1,975の農産物の種子と苗木の輸出を禁止することを決定しました。違反した人にはペナルティーもちゃんとあります。
やっとですね、日本の高級果物の種や苗木が海外で飼育され、そして売られている事を取り締まることができるようになったのは。
まぁ、盗んでいるのは、主に韓国、中国というお決まりの国なんですが。
日本人業者も、一時的な金欲しさに売ったのでしょうから、けしからんです。
多くは、税金を投入し、国主導で取り組まれた開発の成果ですからね。
sapling
発音
sǽpliŋ (赤字がアクセント)
www.oxfordlearnersdictionaries.com
品詞
名詞
語源
Etymology Dictionaryを見てもよくわかりませんでした。sap + lingと分解できるのは確かなようです。後者の接尾辞lingは、小さいものを表すので、とくに「指小辞」と呼ばれるようです。「~に関わりのある人物」という意味もあるようです。
ducklingはduckがアヒルなので、lingをつけてアヒルの子、fledgelingが羽の生えたてのひな鳥、halflingが未成熟者とかです。sapは樹液とか活力とかの意味なので、樹液とか活力関わるもの、、一体何でしょう。
意味
Oxford Learner's Dictionariesによれば、a young tree と説明があります。「若木、苗木」のことです。まぁ、確かに、若いので活力がありますね。
記事
The ban comes in response to concerns seeds and saplings of domestic varieties of plants registered in Japan, such as the high-end lime-colored Shine Muscat grape, have been grown and sold abroad in recent years without the local developers’ permission. *1
この禁止措置は、近年、日本の開発者の許可なしに、日本で登録されている国内品種の植物の種子や苗木、例えば高級ライム色のシャインマスカットなどが海外で栽培および販売されているという懸念に応えたものです。
補足
in response toは有名なイデオムですが、「~に応えて、~に対応するため」と意味は良いとして、英英辞書には紹介がないですね。不思議です。本場ではあまり使われないのでしょうか?
本日はこのあたりで。
*1:The Japan Times 2021/5/6