pepper

2021/6/14(Mon)はpepper です。

今日は"G7 to agree on climate and conservation targets as summit ends"と言う記事からです。

pepperは「こしょう」ですが、今日は動詞です。 

さて、G7首脳は日曜日、気候変動を抑制するための排出目標を最終決定するなど、首脳宣言を採択して3日間のサミットを閉幕した。

英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、米国は、ドナルド・トランプが壊してしまった関係をもとに戻すことを熱望していたので、先ずはG7の結束力を見せることが出来たのではと思います。

今回、中国を念頭に「東シナ海南シナ海の状況への懸念」を表明し、「現状を変え緊張を高める一方的な試みに強く反対する」ことを明記しています。

また「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調」し「両岸問題の平和的解決を求める」との方針も盛り込まれました。

 pepper  

 発音 
ppər (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
他動詞、名詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、勿論、名詞のpepperが先で、from Old English pipor, from an early West Germanic borrowing of Latin piper "pepper," from Greek piperi, probably (via Persian) from Middle Indic pippari, from Sanskrit pippali "long pepper." とあります。

なんと、サンスクリット語まで遡るようです。pippaliが語源でしょうか?long pepperと言う種類のものをそう呼んだのでしょう。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、pepper somethingの形で、 to put pepper on food と説明がありますが、比喩的な使い方だと思いますが、句動詞としてpepper somebody/something with somethingで、 to include large numbers of something in somethingとなります。「たっぷりと~を振りまく」です。

 記事 

“Despite the green soundbites, Boris Johnson has simply reheated old promises and peppered his plan with hypocrisy, rather than taking real action to tackle the climate and nature emergency,” said Greenpeace U.K.’s executive director John Sauven. *1

 訳 

グリーンピースUKの事務局長ジョン・ソーヴェンは、「グリーン産業革命などと言っていう割には、ボリス・ジョンソンは、気候と自然の緊急事態に取り組むために実際の行動を取るのではなく、単に古い約束を再加熱し、彼の計画に偽善を加えた」と述べた。

 補足 
soundbiteは、a short phrase or sentence taken from a longer speech, especially a speech made by a politician, that is considered to be particularly effective or appropriate and so gets repeated in the mediaだそうです。ピンと来ますか?

hypocrisyは、behaviour that does not meet the moral standards or match the opinions that somebody claims to have、「偽善行為」ですね。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2021/6/14