brace

2021/7/10(Sat)はbrace です。

今日は"Travel and transport industry shocked by Tokyo's fourth virus emergency"と言う記事からです。
braceは、よくbraced forの形で見ますが、なかなか頭に残らないです。 

さて、菅総理は8日、東京都に対し「緊急事態宣言」を発出する考えを示しました。4度目となる緊急事態宣言の期間は今月12日から来月22日までの6週間になる方針です。

沖縄県の「緊急事態宣言」や埼玉・千葉・神奈川・大阪に適用されている「まん延防止等重点措置」は来月22日まで延長、北海道・愛知・京都・兵庫・福岡については今月11日で解除する方針だそうです。

飲食店や、観光および運輸業界は、かなりの影響を受けそうです。

日本人だから、じっと我慢してますが、海外なら暴動が起こってもおかしくないかもしれません。

 brace  

 発音 
bris (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
他動詞、自動詞、名詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、early 14c., "piece of armor for the arms," also "thong, strap for fastening," from Old French brace "arms," also "length measured by two arms", from Latin bracchia, plural of bracchium "an arm, a forearm," from Greek brakhion "an arm" とあります。
ラテン語の bracchium、ギリシャ語のbrakhionまで遡るようです。ブレスレットは誰でも知ってると思いますが、これも同じような語源らしいです。「腕」の事です。embraceと言う動詞もそうです、腕の中に入れるイメージですね。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、to prepare somebody/yourself for something difficult or unpleasant that is going to happen と説明があります。語源とはかけ離れているような気もしますが、「腕」を使って構えるようなイメージをすれば、つながらない訳でもないです。「(危険などに対して自分)を身構えさせる」と言う意味になります。

 記事 

The tourism and transport industries are increasingly braced for a raft of cancellations of travel reservations and reductions in flight services. *1

 訳 

観光および運輸業界は、旅行予約のキャンセルおよびフライトサービスの削減に対して、ますます打撃を受けることになる。

 補足 
短い文章ですが、braceの意味を生かしながらの訳は難しいですね。
a raft ofはたまに見ますが、「たくさんの」の事です。raftは「いかだ、漂流物」といった意味ですが、アメリカの口語では「たくさん、多数」を示す名詞でもあります。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2021/7/10