2021/10/21(Thu)はsubstantive です。
今日は"North Korea's new SLBM prompts Japan to consider seeking strike capability"と言う記事からです。
substantiveは、レベル9、英検1級以上、TOEIC® L&Rスコア950点以上の単語です。substantialも形容詞ですが。似たような単語で二つ形容詞があるんですね。
政府は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、国家安全保障会議(NSC)を開き、この後、岸田首相が「既に『国家安全保障戦略』などの改定を指示しており、敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するよう改めて確認をした」と述べました。
日本って、周囲を北朝鮮、韓国、中国、ロシアと”民主主義国家でない”国々に囲まれており、常に軍事的な脅威にさらされています。
今回のこの北朝鮮のSLBMの発射をきっかけに、憲法9条の改正に向けて本格的に議論しないと、まずいのではと思います。
もう「遺憾砲」だけでは、どうしようもないです。
substantive
発音
sʌ́bstəntiv (赤字がアクセント)
www.oxfordlearnersdictionaries.com
品詞
形容詞
語源
Etymology Dictionaryによれば、from Late Latin substantivus "of substance or being, self-existent," from Latin substantia "being, essence, material" とあります。ラテン語のsubstantiaが語源です。substanceが、「物質、実体」「重要性、妥当性」の意味を持つので、substantiveの意味は想像できます。
意味
Oxford Learner's Dictionariesによれば、dealing with real, important or serious matters と説明があります。「実体がある、実在する」です。substantialのほうは、「かなりの」という程度を表す意味があり、この意味で使われているのをよく目にしますね。こちらの方がもともとの意味に合わない気がします。
記事
For the time being, much of the talk surrounding strike capabilities appears more symbolic than substantive, said Wallace. *1
ウォレス氏によると、当面の間、攻撃力をめぐる話の多くは、実質的というよりも象徴的であるように思われる。
補足
strike capabilitiesは、敵を攻撃する能力の事です。
本日はこのあたりで。
*1:The Japan Times 2021/10/20の記事