withering

2022/1/26(Wed)はwithering です。

今日は"New U.S. Ambassador Rahm Emanuel brings China focus with Japan arrival"と言う記事からです。

witheringはwitherの現在分詞だと思いますが、見たことのない単語です。レベル6、英検準1級以上、TOEIC® L&Rスコア730点以上の単語なのでレアでもないですね。

さて、今日はアメリカの新しい駐日大使、ラーム・エマニュエル氏が23日、日本に着任したと言う記事です。

2019年7月以来、ずっとこのポストは空きだったようです。

この人物は、イリノイ州シカゴ出身の62歳で、連邦議会の下院議員などを務めたあとオバマ政権で大統領首席補佐官を務め、当時の副大統領だった現バイデン大統領の信頼を得て、現在は大統領と直に話ができる関係みたいです。

ただ、シカゴ市長時代に黒人少年が白人の警察官に射殺された事件をめぐり、情報の開示が不適切だったなどとして批判されてます。

また、今回の駐日大使への起用に関し、民主党・急進左派の一部の下院議員らが、反対を表明していたようです。

ともあれ、バイデン大統領に直接レポートするエマニュエル氏が、中共やロシア、北朝鮮、韓国に対抗していくためにも、日米同盟の強化に努めてほしいものです。

 withering  

 発音 
wðərɪŋ (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
形容詞

 語源 

witherは、Etymology Dictionaryによれば、 1530s, alteration of Middle English wydderen "dry up, shrivel" (late 14c.), intransitive, apparently a differentiated and special use of wederen "to expose to weather" (see weather (v.)). Compare German verwittern "to become weather-beaten," from Witter "weather." Transitive sense from 1550s. とあります。中英語のwydderenが語源のようです。「風雨にさられて乾燥すること」が大元の意味です。weatherと同じ語源らしいです。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、 intended to make somebody feel silly or ashamed と説明があります。「射すくめる(ような)、萎縮させる(ような)、ひるませる(ような)、たじろがせる(ような)」です。「風雨にさられて乾燥すること」にされると、からからに乾いてしなびてきます。ものの性能が劣化することになるわけですから、そういう状況にする!と言われたら、そりゃ、ひるみますよね。

 記事 

But Emanuel has been a divisive pick, especially among the left-leaning members of his Democratic Party, facing withering criticism and charges of a cover-up over his handling of a white police officer’s killing of Black teenager Laquan McDonald during his time as Chicago mayor in 2014. *1

 訳 

しかし、エマニュエル氏は、特に民主党の左寄りのメンバーの間ではずっと争いの種となる人物であった。2014年のシカゴ市長時代に白人警察官が黒人で10代のラカンマクドナルドを殺害したことに関する隠蔽と猛烈な批判に直面した。

 補足 
divisive pickですが、divisiveは、​causing people to be split into groups that disagree with or oppose each otherで「(人々を分裂させるほどに)不和を生じさせる、対立させる、争いの種になる」、pickはa person or thing that is chosenなので「選ばれし人」の意味です。
cover-upは、action that is taken to hide a mistake or an illegal activity from the publicの意味です。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2022/1/24の記事