2022/1/30(Sun)はplight です。
今日は"The spotlight shifted away from Peng Shuai and some players and fans want it back"と言う記事からです。
plightって、文字のイメージと意味が合わなくて覚えられない単語の一つです。plightは、レベル9、英検1級以上、TOEIC® L&Rスコア950点以上の単語です。
さて、例の中国のテニスプレーヤーの彭帥(ポン・シュアイ)選手が、かつて副首相も務めた中共高官からの性的暴行や不倫関係を中国版ツイッター“ウェイボ”で事細かに暴露した事件ですが、最近めっきり聞かなくなりました。
彼女は本当に大丈夫なのでしょうか?無事をアピールする中共で作った嘘くさい動画ニュースが流れてましたが。
全豪オープンでは、これに対する抗議行動が制止されてましたが、とうとう大会責任者は、会場内で「彭帥さんはどこに」と書かれたTシャツの着用を認めるとの方針を示しました。
いい事です。皆で声をあげましょう。
ちなみに、WTA(女子テニス協会)は中国国内で実施される全ての試合を中止しているようです。
しかし、こんなとんでもない中共が支配する国でもうすぐ、平和の祭典である冬季五輪が始まるんですね。
plight
発音
pláit (赤字がアクセント)
www.oxfordlearnersdictionaries.com
品詞
名詞、他動詞、自動詞
語源
Etymology Dictionaryによれば、late Old English pliht, "danger, harm, trouble; strife," from Anglo-French plit, pleit, Old French pleit, ploit "condition" (13c.), originally "way of folding," from Vulgar Latin *plictum, from Latin plicitum, neuter past participle of Latin plicare "to fold, lay" とあります。古英語のpliht、アングロフランス語のplit、古フランス語のpleitなど。で、起源はラテン語のplicareみたいです。この意味は「重ねる、折る」ですね。
意味
Oxford Learner's Dictionariesによれば、a difficult and sad situation と説明があります。「悪い状態、非常に苦しい状況、窮状、苦境、窮地」です。「重ねる、折る」が元の意味ですが、これから「しわくちゃに重ねられた状態」→「よろしくない状態」→「窮地」みたいな感じでしょうか。あまりピンとこないですね。
記事
Xiao, a Chinese-born and Melbourne-based artist, was disturbed that the plight of Chinese tennis star Peng Shuai had slipped off the radar before the first Grand Slam tournament of the year. So she designed a T-shirt, and much to the dismay of Australian Open organizers, wore it to Melbourne Park. *1
本日はこのあたりで。
*1:The Japan Times 2022/1/29の記事