今日、2024/11/14(Thu)は、evade, ravage, incite, burgeon, deficit, setbackの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection10の3巡目です。
今日は、電車の中の勉強でなかなか意味が出てこない6つを復習したいと思います。特にravageは難しいですが、恐竜のVelociraptor「ヴェラキラプトル、ラプトル」を思い出せば「略奪する、荒らす」と言う意味を連想できそうな気がします。
さて、今日も通常運転で行きます。
No0930
evade
発音:ivéid(イヴェイド)
品詞:他動詞
意味:を避ける
解説:eは「外に」、後ろはラテン語のvadere「to go(行く)」が由来です。代表例は、invade「~に侵入する」、pervade「~に一面に広がる、充満する」です。つまり、「外へ出て行って、何かを避ける」ってな感じでしょうか。
例文:In order to evade the police, the fugitive wore a disguise. ※fugitive「逃亡者」
No0938
ravage
発音:rǽvidʒ(ラヴィジ)
品詞:他動詞、名詞
意味:(国など)を荒らす、を略奪する
解説:ラテン語のrapere「to snatch(ひったくる)、to seize(つかむ)、to grasp(つかむ)」が由来のようです。代表例はravish「強奪する、強姦する」で、rap-、 rapt-、 -rept-、rav-とくれば「ひったくる、つかむ」の意味です。その他で言えばrapid「素早い(素早くつかむ)」、Velociraptor「迅速な(velocity)なraptor(強奪者)=恐竜のヴェロキラプトル」です。
例文:The area was ravaged by storms during the winter months.
No0941
incite
発音:insáit(インサイト)
品詞:他動詞
意味:を扇動する(=気持ちをあおり、ある行動を起こすようにしむけること)、を引き起こす
解説:in-は「中に」、citeはラテン語のcitare「call(呼ぶ), summon(を呼び出す), urge(駆り立てる), to cause (を引き起こす), to move(動かす)」が由来で、代表例はexcitation「刺激」、resuscitate「再び(re)、上から下に(sub)呼ぶ(cite)=生き返らせる、蘇生する」です。という事で、「心の中を駆り立てる、呼び起こす」のニュアンスでしょうね。
例文:The leader of the protest movement tried to incite the counterprotesters to violence.
No0943
burgeon
発音:bə́ːrdʒən(バージョン)
品詞:他動詞、名詞
意味:急成長する、(植物が)芽を出す
解説:フランス語が由来でしょうか?元々の意味は「つぼみ」や「芽」だそうです。芽が出てどんどん成長していくイメージなのでしょう。bargain「安売り、格安品、お買い得品、特売品、掘り出し物」を思い浮かべてしまいます。これで急成長した企業もあります。もともとは「発芽する」と言う意味を持っていたらしいです。で、burは「いが、とげ」の意味が、後ろのgeonはgeoは「ジオ、地球、土地」という意味があるようです。なので、大地から芽が出ていがのある植物になるというのは想像しやすいですね。
例文:As the market for exotic spices burgeoned, the company made a fortune.
No0956
deficit
発音:défəsit(デフィシト)
品詞:名詞
意味:赤字
解説:de-はapartのことで、ficitはラテン語のfacere「to make(作る), do(為す, 作用する), 置く」が由来で、manufacturer「manu-(手)+facere(作る)+er(人)=製造者」、faculty「才能」、proficient「熟達した」も同じ語源を持ちます。という事で、「離れた状態を作る、離れた状態になる」→「足りない状態になる」という事でしょう。
例文:The nation had to take steps to reduce the national deficit.
No0961
setback
発音:péigən(ペイガン)
品詞:形容詞
意味:異教の、異教徒の
解説:set「置く」+back「後ろに」の合成語で、「後ろに置く」→「妨げられて、後退する」ということだと思います。setbackは、計画や進捗において起こる予期しない障害や失敗を指す言葉として、特に、ビジネスや人生の目標に対する妨げや障害を示す際によく用いられるようです。
例文:The poor sales were a serious setback for the company.