今日2025/5/3(Sat)憲法記念日は、dazzle, debunk, surmise, reiterate, enunciate, defuse, berateの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection19の3巡目です。
今日の単語から、政治に関連して言えば、
・多くの日本人が、財務省の消費税に関する説明をdebunkしています。
・多くの日本人は、財務省の言いなりの政府の姿勢をberateしています。
ですね。
さて、以下の動画は説得力があります。
ともあれ、皆、日本人は全員選挙へ行きましょう、そして自民党、公明党、立憲民主党、維新の会には絶対に投票しないようにしましょう。選挙前になって彼らが発信し出した内容は間違いなく、票集めを目指した守らない公約であり、日本国民を馬鹿にしています。オールドメディアの放送内容に絶対に騙されてはいけません。
No1826
dazzle
発音:dǽzəl(ダザル)
品詞:他動詞、自動詞、名詞
意味:を幻惑する、目をくらませる
解説:中英語のdasen「目をくらませる」+接尾辞 -le「繰り返し」で、もともとは「ぼーっとする・目がくらむ・呆然とする」のイメージです。同じ語源を持つ単語としては以下があります。
・dash(衝撃・混乱を与られてぼぉーとする → 突進する)
・dull(ぼぉーっと、呆然とした状態 → 鈍い、活気がない)
もともとの「強い光で目が眩む」という意味→「目をくらませる(光・輝き)、「圧倒する、魅了する(人やパフォーマンスが)」
という物理的+比喩的な意味の両方に使われるようです。
例文:Dazzled by the man's charm, the woman eventually agreed to a date.
No1827
debunk
発音:dibʌ́ŋk(ディバンク)
品詞:他動詞
意味:の誤りを暴く
解説:de-「否定・取り除く」+bunk「くだらない話」から構成されています。bunkは、19世紀アメリカの政治用語 bunkum「たわごと・でたらめ」が短縮されたもの。更に、bunkum は、アメリカ・ノースカロライナ州の「Buncombe郡」の政治家が、場違いな長演説をしたことから「無意味な話」と揶揄されたのが起源です。という事で、くだらない話を取り除く→の誤りを暴くという感じです。
debunkは「迷信、嘘、誤解」など、広く信じられているけど実は間違った情報に対して使われるのが典型です。論理的・証拠に基づいて否定するニュアンスが強いようです。
例文:One effect of science has been to debunk many traditional belieff.
No1828
surmise
発音:sərmáiz(サーマイズ)
品詞:他動詞、自動詞、名詞
意味:と推測する=guess、No1046:conjecture
解説:sur-「上に」+mittere「送る」で構成されます。なので、「上から目線で送る・持ち込む」というイメージで、フランス語で「根拠なしに申し立てる、仮定する」意味に発展して、英語に入ったときに「推測する、仮定する」になったようです。同じ語源を持つ単語としては以下のようにかなり多いです。
・demise 完全に下へ(de)送る(mittere)→ 死亡、終焉、消滅
・submit 下に(sub)送る→ 提出する
・transmit 越えて(trans)送る → 送信する
・permit 通して(per)送る → 許可する
・emit 外に(e)送る → 放出する
・commit 共に(com)送る → 委ねる、犯す
・admit 〜へ(ad)送る → 認める、入れる
・remit 再び(re)送る → 送金する、免除する
・dismiss 離れて(dis)送る → 解雇する、退ける
ということで、surmiseは、「上から目線で送る(=押し付ける、持ち込む)」 → 「確たる証拠なしに考えを持ち込む」 → 「持ち込まれた方は推測して考える」です。
例文:I surmised that I could do better by investing in real estate than in stocks.
No1829
No1830
enunciate
発音:inʌ́nsièit(エナンスィエイト)
品詞:他動詞、自動詞
意味:を発表する=announce、を明瞭に発音する=articulate
解説:e-は「外に」、後ろはラテン語のnuntiare「to report(報ずる、知らせる), give a message」が由来で、もともと「はっきり外に知らせる」というイメージです。nuntiareを語源とする単語は、以下があります。
・announce 公表する、発表する ad-(〜へ)+nuntiare(知らせる)
・pronounce 発音する、宣言する pro-(前に)+nuntiare(知らせる)
・denounce 公然と非難する de-(下に・否定)+nuntiare(知らせる)
・renounce 放棄する、断念する re-(後ろ・反対に)+nuntiare(知らせる)
ということで、enunciateは、言葉を明瞭に発音する、公式に、またははっきりと宣言するのことです。
例文:My boss forcefully enunciated his policies to the employees.
No1831
No1832
berate
発音:biréit(ビレイト)
品詞:他動詞
意味:を責め立てる=blame、rebuke、reprimand、reproach
解説:be-「強調、完全に」+rate「評価する、非難する」で構成されており、完全にしっかり評価する(特に強い批判や非難をする)が元の意味です。16世紀ごろに 「誰かを強く非難する、叱りつける」という意味で定着したようです。ちなみに、rateは、ラテン語 ratus(確定した、決まった)に由来します。これを語源として持つ単語には以下があります。
・underrate 過小評価する 下に(under-)評価する
・appraise 評価する 近づける(ad-)評価を与える
・calibrate 調整する、基準を合わせる 精度や基準を評価して合わせる
ところで、berateのrateの元々の意味は、「評価する」「見積もる」 でした。これは、何かを基準に照らして判断するという考え方で、何かを比較して評価するという事です。ここから「比率」の意味が出て来たのではと推察します。
例文:He berated himself for having trsuted a stranger with his money.