今日2025/5/11(Sun)は、enigmatic, extraneous, inconspicuous, indulgent, queasy, repulsive, scruffyの7つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection19の3巡目です。
下の表は、その下の動画から切り取ったものです。最近TVや新聞では自民党支持率33%とか意味の分からない報道もありますが、以下の集計がもっとも確からしいと思います。
予想通りですが、自民党、公明党、立憲民主党、維新の会を支持する人はほとんどいないです。もう、こいつらが何を言っても国民には見透かされてます。
あとは、選挙に行きましょう。自公が次の参院選を3日連休の真ん中に設定してますが、これは明らかに投票率を押し下げる為です。国民は、事前投票を済ませるなどしてかならず自分の意思を反映してください。
その際、何度も言ってますが、自民党、公明党、立憲民主党、維新の会だけには投票しないようにしましょう。中途半端な負け方をさせると、財務省の推し進める財務省と立憲民主党の連立で消費税12%アップや更なるステルス増税をされてしまいます。そして、媚中議員が中国寄りの政策をどんどん進めてしまいます。
No1878
enigmatic
発音:ènigmǽtik(エニグマティク)
品詞:形容詞
意味:謎めいた、不可解な
解説:
・ギリシャ語のainigma「謎、エニグマ」が由来だそうです。
・もともとは「隠喩・謎かけ」の意味が、古代ローマ時代ではaenigma (ラテン語)「 隠された意味、謎」、中世フランスではénigme「謎・難問」、中世〜近世英語ではenigma「理解困難なもの、謎」、現代英語ではenigmatic (形容詞)「 神秘的な、不可解な、謎めいた」に変化したようです。一貫して「隠されている意味、はっきりしないもの」というニュアンスを保っています。
・ainigma由来の単語は、基本的には "enigma"(エニグマ)とその形容詞 "enigmatic" だけみたいです。mathematicやpragmaticなどmaticで終わる単語は多いのですが。
・1939年のヒトラーのポーランド侵攻を発端として始まった第二次世界大戦の中において、エニグマ暗号機と言うのが使用されていたそうです。
例文:Her message was so enigmatic that he completely failed to understand it.
No1879
extraneous
発音:ikstréiniəs(イクストゥレイニアス)
品詞:形容詞
意味:無関係の、本質的ではない
解説:
・extraは「外に」、後ろのneousは形容詞化するものです。という事で、直訳は、「外のもの、無関係なもの」です。
・「外部の、異質の」から、中世では、extraneus (中世ラテン語) よそ者、無関係なもの、中英語〜近世英語では、extraneous 本質と無関係な、外来の、そして現代英語では、extraneous 不必要な、無関係な、外から来た、と意味が変わって行ったようです。 常に「本質から外れている」というニュアンスを保っています。
・extraを持つ単語は非常に多いです。
-extraneous 無関係な、異質な extra-(外)+-aneus(性質) 本流
-extraordinary 並外れた extra-(外)+ordinary(通常) 通常の外
-external 外部の ex-(外)+-ternus(時間に属する) exとextraは兄弟
などが代表例でしょうか。
例文:His professor told him that his thesis contained too much extraneous information.
No1880
inconspicuous
発音:ìnkənspíkjuəs(インコンスピキュアス)
品詞:形容詞
意味:目立たない、地味な
解説:
・in-は反対の意味です、conspicuousですが、conが強意「しっかりと」、spicですが、ラテン語のspectare「to look at carefully(良く見る)」が由来です。in- がつくことで「しっかり見えない=目立たない」という意味になります。
・「よく見える、目立つ」から、英語(16世紀)では、conspicuous 人目を引く、目立つ、英語(17世紀以降)では、inconspicuous 目立たない、ひっそりとした、ということです。
・spectare由来の単語は多いです。
-spectator 観客 spectare(見る)+-or(人を表す) 見る人
-spectacle 壮観、見世物 spectare(見る)+-acle(名詞化) 目を引くもの
-inspect 調査する in-(中を)+specere(見る) 中を見る=調査
-respect 尊敬する re-(再び)+specere(見る) 注意深く見る=尊重する
-suspect 疑う sub-(下に)+specere(見る) 下から見る=疑う
-retrospect 回顧する retro-(後ろに)+specere(見る) 後ろを振り返って見る
-prospect 見通し、展望 pro-(前に)+specere(見る) 前を見る=未来予測
などがあります。
例文:The successful businessman lived in the same inconspicuous house in which he had grown up.
No1881
indulgent
発音:indʌ́ldʒənt(インダルジェント)
品詞:形容詞
意味:甘い、寛大な
解説:
・ラテン語 indulgere(甘やかす、許す)が由来です。in-(中に)+ dulge(甘やかす、楽しませる) という構造です。ポイントは、「何かに進んで身を任せる、中に没入する」というニュアンスがもともとあることです。
・ラテン語 → 中世ラテン語 → 古フランス語(indulgent)→ 中英語へ伝わり、現代英語になりますが、 終始、「我慢しないで欲望に応じさせる」イメージがずっと残っています。
・indulgereから派生した単語も基本はindulgentだけのようです。
・dull「鈍い、動作がのろい、鈍感な、苦痛を和らげる」と全く関係がないですが、親が子供を過剰に甘やかすと、子供が自分で考えたり、努力する力が鈍く(dull)なり、成長に悪影響を及ぼすことがあります。indulgent parentや、indulgent arttitudeはよく使われるようです。
例文:He was an indulgent father who usually let his daughters have whatever they wanted.
No1882
queasy
発音:kwíːzi(クィーズィー)
品詞:形容詞
意味:吐き気のする、心配な
解説:
・ラテン語のquaesire「嘔吐を引き起こす」由来説などいろいろあるようですが、古英語の「cwēnsian」や「cwen」が最も有望な説なのでしょうか。cwēnsianは「不快、病気、気持ちが悪い」という意味を持っており、そこからqueasyが派生したとされます。queasyの発音は、中世英語のqueys(e)に由来し、変遷の中で現在の形に変化したらしいです。
・初めは「気持ちが悪い、吐き気を催す」という物理的な意味から始まり、時間が経つにつれて、不安定な、または落ち着かない状態を指すようにも使われるようになりました。例えば、心理的に「不安定」「不快」「心配な」状態を表現する際にも使用されます。「吐き気のする」は昔から変わっていないようです。
・queasyと同じ語源を持つ単語は少ないようです。これはもう、「食い意地(くいいじ)がはっている」で覚えるのが一番良いかと思います。
例文:After eating too much sweet food and then riding the roller coaster, she felt queasy.
No1883
repulsive
発音:ripʌ́lsiv(リパルシヴ)
品詞:形容詞
意味:嫌悪感を起こさせる、不快な、逆鱗に触れる
解説:
・ラテン語の「repellere」に由来します。re-は「後ろへ、反対」、後ろはラテン語のpellere「push(押す), drive(追いたてる), beat(たたく)」が由来です。
・初めは「物理的に押し返す」または「追い払う」といった意味でしたが、時間とともに、精神的な面や感情的な面にまで意味が広がり、「嫌悪感を引き起こす」や「不快にさせる」という意味に変化しました。
・pellere由来の単語としては以下があります。
- repel 「追い払う、撃退する、拒絶する」 ~re-(後ろに)+pellere(押す)何かを物理的に「押し返す」または「拒絶する」という意味です。
-compel 「強制する、無理に〜させる」 ~com-(一緒に)+pellere(押す)
-propel 「推進する、進ませる」 ~pro-(前に)+pellere(押す)
-impel 「駆り立てる、強制する、促す」 何かを内部から駆り立てることを表します。
例文:The soup looked repulsive , but he forced himself to eat it.
No1884
scruffy
発音:skrʌ́fi(スクラフィー)
品詞:形容詞
意味:汚らしい、だらしない=shabby
解説:
・古英語のscruff「フケ、カサ」が由来です。
・「汚れた」「手入れがされていない」という意味から始まり、現在では「だらしない」「ボサボサ」「不潔な」「乱雑な」という意味で使われます。ファッションや容姿に関連して使われることが多いですが、必ずしもネガティブな意味ばかりではなく、カジュアルなスタイルや、意図的な「無頓着」を表す際にも使われるようです。
・scruff由来または関連する単語としては以下です。
-scrub 「こする、洗う、掃除する」 ~「scruff」と同じく「擦る」「汚れを取る」という意味があります。
-scrape 「擦る、削る、引っ掻く」 ~物を擦ったり削ったりする動作を表す言葉です。これも「scruff」と関連があり、汚れを取るという意味を含んでいます。skyscraper「超高層ビル」は空を削ると言う意味ですね。
・汚らしいので、scrub「スクラブ」で洗顔してきれいにするで覚えましょう。
例文:However much his mother tried to tidy him up, the schoolboy always looked scruffy. ※tidy「〔服装などを〕整える」