animosity, affront, brunt, repulsive, abject, render, conjure, perpetuate, ascribe

今日2025/5/17(Sat)は、animosity, affront, brunt, repulsive, abject, render, conjure, perpetuate, ascribeの9つです。

検1級でる順パス単(5訂版)のSection19と09の復習です。

昨日で家のエアコンの化粧ダクトの改修が終わり、先週までの春休みの間にやりたかった、雨樋の詰まりの改修と合わせて全て終わりました。合計部品代合わせて40,000円くらいで済みました。次は、車のタイヤ二本の交換とワイパーの交換です。もう少し副業で稼いでからやろうと思います。

さて、政治の話です。やっぱり優先順位では、①減税(消費税も勿論)、②移民問題の解決(中国人の帰化厳格化)、③夫婦別姓に手を付けない、で、このあたりを公約にしている党に我々日本生まれの日本育ちの日本人は投票すべきです。本当に今が帰路です。

参院選には必ず投票をして、自民党公明党立憲民主党、維新の会には絶対に投票しないようにしましょう。

 

 No1868 

animosity

発音:æ̀nəmɑ́səti(アナマスィティ)
品詞:名詞
意味:憎悪、敵意
解説
ラテン語 "animositas"(活力、勇気、心の強さ)が元。"animus"(心、精神、感情)+ "-ity"(性質を表す接尾辞)です。本来の意味は「強い心・強い意志」、つまり、最初は、「精神的エネルギーの強さ」や「激しい気持ち全般」を指していたようです。
・「元気・勇気・心の強さ」というプラスの意味から、中世ラテン語・古フランス語を経て、「強い感情」→「敵意・憎悪などネガティブな強い感情」へシフト。現代英語では完全に「敵意・憎しみ」に特化しています。
・animus由来の単語はたくさんあるようです。
-animal(動物)→ 「命あるもの」=「心を持つもの」
-animate(生き生きとさせる)→ 「心を吹き込む」
-animation(アニメーション)→ 「命を与えて動かすこと」
すべて根っこに「anim-(心・生命)」のニュアンスがあります

例文:It has been hard to overcome the animosity between israel and its Arb neighbors.

 

 No1869 

affront

発音:əfrʌ́nt(アフロント)
品詞:名詞、他動詞
意味:(公然の)侮辱
解説
ラテン語 "ad-"(〜へ)+ "frontem"(額、顔)で、frontem は frons(額、前面)から来ています。本来の意味は「顔に向かって立つ」、「正面から向かい合う」つまり、「誰かの顔に向かって行動する(=面と向かって挑む・侮辱する)」というニュアンスです。
・「正面に立つ」「直面する」から、中世フランス語 "afronter" では、「挑戦する」「侮辱する」という感情がこもりはじめました。これが英語に入って、正面からの挑戦 = 無礼な態度、侮辱➔ またはその行為そのものを指すようになったという事です。
・同じ語源を持つ単語としては、
-front(前面、正面)
-confront(直面する、立ち向かう)
「face(顔・正面)」に関連するイメージを持っています。

例文:The way he was treated at the hotel was an affront to his dignity.

 

 No1871 

brunt

発音:brʌ́nt(ブラント)
品詞:名詞
意味:矢面、(攻撃の)矛先
解説
・古ノルド語(北欧系)brundr「突撃、衝突、突進」 由来で、ヴァイキング文化圏(スカンジナビア)の言葉がルーツだそうです。
・突進、突撃、衝撃から、中英語(12〜14世紀)では、「攻撃の主力、最初の衝撃」、現代英語では 「(悪いことの)矢面に立つ、最大の打撃・衝撃」→ 「攻撃や責任を一番強く受けること」の意味に広がりました。
・brundrを引き継いだ単語は殆ど無いようですが、関連した単語としては以下があります。
-brand「燃える剣、火→商品の〕商標、銘柄、ブランド」~ 中世では、(火で)物に焼き印を押す意味になり、近世から現代 にかけて、焼き印(商標)=商品・家畜・所有者を区別する印→ブランド(商品の固有名・信用の象徴)に変化したとあります。
・bear the brunt ofで「~の矢面に立つ」と言う意味だそうです。矛先の意味もあるので、剣の他先がブランと(brunt)している、という覚え方もあるようです。

例文:The capital city bore the brunt of the enemy's bombing campaign. ※bear「耐える」

 

 No1883 

repulsive

発音:ripʌ́lsiv(リパルシヴ)
品詞:形容詞
意味:嫌悪感を起こさせる、不快な、逆鱗に触れる
解説
ラテン語の「repellere」に由来します。re-は「後ろへ、反対」、後ろはラテン語のpellere「push(押す), drive(追いたてる), beat(たたく)」が由来です。
・初めは「物理的に押し返す」または「追い払う」といった意味でしたが、時間とともに、精神的な面や感情的な面にまで意味が広がり、「嫌悪感を引き起こす」や「不快にさせる」という意味に変化しました。
・pellere由来の単語としては以下があります。
- repel 「追い払う、撃退する、拒絶する」 ~re-(後ろに)+pellere(押す)何かを物理的に「押し返す」または「拒絶する」という意味です。
-compel 「強制する、無理に〜させる」 ~com-(一緒に)+pellere(押す)
-propel 「推進する、進ませる」 ~pro-(前に)+pellere(押す)
-impel 「駆り立てる、強制する、促す」 何かを内部から駆り立てることを表します。

例文:The soup looked repulsive, but he forced himself to eat it.

 

 No1892 

abject

発音:ǽbdʒekt(アブジェクト)
品詞:形容詞
意味:絶望的な、悲惨な
解説
ラテン語の 「abjectus」(放棄された、下位に置かれた)に由来します。ab-(離れる、下へ) + jectus(投げられた)、jacere(to throw(投げる), cast(~を投げる))と分解されます。「abjectus」は、もともと「投げ捨てられた」、「低く見積もられた」、または「落ちぶれた」という意味を持っていました。このように、「下に投げられる」、「放棄される」というイメージから、物理的・精神的に「低い、卑しい、惨めな」という意味が生まれました。
・放棄された、低く見積もられたの意味から、中世ラテン語で侮辱され、地位を失った、中英語(13世紀頃)で卑しい、惨めな、低俗な、現代英語で恥ずべき、卑劣な、惨めな(精神的・社会的に)と変化しました。ということで、最初は物理的に低い位置や放棄されたものを指していたが、次第に道徳的または精神的な低さを意味するようになり、「屈辱的な」「卑劣な」というニュアンスが強くなりました。
・jacere由来の単語は沢山あります。
-ject(投げる) 「投げる」という意味の動詞、「投げ捨てられた」意から転じて「捨てる」「放り出す」意味。
-eject(排出する) 「ex-(外へ)」+「ject」=外に投げる、放出する。放り出すことから「排除」という意味に。
-interject(差し込む) 「inter-(間に)」+「ject」=間に投げ入れる。会話や議論で「途中で発言を差し込む」意味に。
-inject(注入する) 「in-(中に)」+「ject」=中に投げ込む。薬や液体を-「注入する」-意味に。
-project(計画する) 「pro-(前へ)」+「ject」=前に投げる、計画やアイデアを「前に出す」意味から転じて「計画する」の意味に。

例文:In his later years, the artist fell into abject poverty and died penniless.

 

 No0806 

render

発音:réndər(レンダァ)
品詞:他動詞、自動詞、名詞
意味:(render O C)OをCにする、を表現する、〈文〉〔義務として~を〕与える、提供する、提出する
解説
ラテン語のreddereが由来で、「re-(再び、戻す)」+「dare(与える)」と分解され、直訳すると「返す、戻す、与える」の意味です。
・「返す、与える、報いる」から、中英語(12〜15世紀)で「提供する、支払う、報いる 義務的な行為(例:税を納める)を指す」へ、初期近代英語(16〜17世紀)で「翻訳する、表現する、描写する 「他の形で与える」意味へ拡張(例:翻訳 = 意味を別の言語で「与える」)」へそして、現代英語では提供・描写・変換・表現・提出 など多義語に、ソフトウェア用語「描画する(レンダリング)」もこの拡張版です。
・dare由来の単語はかなり多いです。
-donate 寄付する 「donum = 贈り物」→「donare = 与える」
-donor 寄贈者、提供者 同上
-edition 版、発行物 「editio = 公表、発行」→ dare に由来
-tradition 伝統 「tradere = 渡す、引き継ぐ」→ trans(越えて)+ dare
-surrender 降伏する、引き渡す sur(下に)+ render(与える)
-add 加える ad(〜に)+ dare
-date 日付、デート(= 与えられた日) 「datum = 与えられたもの(中性単数)」
-mandate 命令、委任 「mandare = 任せる」→ manus(手)+ dare
・何かが別の人に移動する、つまり「与える」のイメージで覚えておきましょう。

例文:The company's plan to build a new factory was rendered impractical by the rise in land prices.

 

 No0809 

conjure

発音:kʌ́ndʒər(カンジャァ)
品詞:他動詞、自動詞
意味:を思い起こさせる、〔~に〕魔法をかける
解説
ラテン語のconiurareに由来し、con-(共に)と、iurare(誓う)←「ius, iuris(法、誓い、正義)」に分解されます。直訳すると、「共に誓う」、「誓って呼び出す」です。この「誓う」というニュアンスが、後に「霊を呼び出す」、「魔法のように出す」などに意味拡張されました。
・「共に誓う、厳かに約束する」から、中世フランス語で「呪文を唱える、悪魔を呼び出す」まど宗教的、魔術的な文脈へ拡張、中英語(13世紀頃)では「魔術・儀式で召喚する」、「霊を呼ぶ」というオカルト的用法が登場し、現代英語では、「魔法のように呼び出す」、「思い出させる(想起する)」、「祈願する」など実体的・抽象的な「呼び出し」へ意味が拡大しています。つまり、「誓う」は、「神への誓い」へ変化し、呪文のような力=「誓って何かを呼び出す」という魔術的な意味へ変化した訳です。
・iurare由来の単語は多いです。
-jury 陪審員 ius(法)に関わる人々
-juror 陪審員メンバー 同上
-jurisdiction 司法権、管轄権 juris(法)+ dictio(言うこと)
-injury 傷害、不正 in(否定)+ ius(法)→ 法に反する行為
-justice 正義、公正 ius → justice(正義)
これらはすべて、正義、「法」または「誓い」の概念と関連しています。

例文:The word "desert" conjured up images of sand and camels, but many deserts are not like that.

 

 No0815 

perpetuate

発音:pərpétʃuèit(パペチュエイト)
品詞:他動詞
意味:を固定化する、を永続させる、を長続きさせる
解説
ラテン語 perpetuareに由来し、per-(完全に、通して、ずっと)とpetus / petere(求める、目指す、続ける・推し進める)に分解されます。元の意味は「永久にする」、「絶えず続けさせる」で、「完全に求め続ける」→「やめることなく続けさせる」→ 「永続させる」です。
・「永続させる、継続する」から、中世フランス語で「継続させる、途絶えさせない」などの法・宗教的文脈で使われ、17世紀ごろ「永続させる(特に悪いものも含む)、「悪い慣習を永続する」など負の意味へ、そして現代英語では「(悪習や誤解など)を存続させる、永続させる 」と言った中立〜否定的な意味へと変化しました。
・petere由来の単語は多いです。
-petition 嘆願書、請願する petere(願う)
-appetite 食欲、欲望 ad-(~に向かって)+ petere(求める)
-compete 競争する com-(共に)+ petere(目指す)
-competition 競争 同上
-competent 有能な、適任の com- + petere → 目標に十分達する人
-impetus 推進力、刺激 in-(中へ)+ petere(突進)→ エネルギーのきっかけ
-repeat 繰り返す re-(再び)+ petere(求める)
-perpetuate 永続させる per-(通して)+ petere(続ける)
-perpetual 永続する、絶え間ない 同上
-petitionary 嘆願の petere の形容詞的派生
-petulant 短気な、怒りっぽい 元は「欲しがる様子」→「かんしゃく持ち」へ

例文:Some people criticize beauty pageants for perpetuating gender stereotypes. ※pageant「コンテストなどのショー」

 

 No0818 

ascribe

発音:əskráib(アスクライブ)
品詞:他動詞、自動詞
意味:ascrbe A to Bで、AをBのせいにする、AをBに帰する
解説
ラテン語 ascribereに由来し、ad-「~に向かって、~へ」とscribere「書くto write」に分解されます。つまり直訳すると「書き加える」、「書き留める」、「記録として加える」です。
・「~に書き加える」から、中世ラテン語で「帰属させる、属させる」など原因・所有などを誰かに「帰する」の意味へ、15世紀ごろ「原因や功績を誰かに帰する」など精神的・抽象的な意味に拡張され、現代英語で「(原因・動機)を〜のせいにする」、「(言葉・作品など)を〜によるものとする」、「原因や出所を書きつける」へ変化しました。
・scribere由来の単語は多いです。
-scribe 書記、写字生
-subscribe 購読する、同意する(sub = 下に + scribe)
-describe 描写する(de = 下にくわしく + scribe)
-prescribe 処方する、指示する(pre = 前もって + scribe)
-transcribe 書き写す、録音を文字に起こす(trans = 越えて + scribe)
-manuscript 原稿、手書き文書(manu = 手 + script)
・書く → 所属を書いて示す → 原因・責任・出所を示す。このように、「書く」という具体的な動作が、「責任・原因を割り当てる」、「誰に帰するのか?」という抽象的な概念に転化した訳です。

例文:In the past, many wealthy people ascribed the poverty of the poor to their laziness. ※laziness「怠惰」

 

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