今日2025/5/20(Tue)は、quell, quench, debase, elude, refuteの5つです。
今日から、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目です。
本日、及び今週あと4日間は通常運転です。昨日の昼頃に転職のためにエージェントと打ち合わせをしました。前から気になっていた1社にとりあえず書類を出してもらう事にしました。どうなるかよくわかりませんが、条件次第ではという感じです。
さて、政治の話題です。というか先ず下の動画をご覧ください。
本当か?と思ってましたが、あの竹中平蔵は日本人ではなく李平蔵(い へいぞう)というのが本名で、李を”い”と読むので元々は中国人だそうです。そうです、小泉政権のときから日本の政治には中国人が入っていた訳です。この人の悪行は既にご存じかと思いますので省略します。こういうのを自民党は政権に入れていたわけです。
やっぱり今の日本はこのままじゃやばいです。選挙には必ず足を運んで、そして絶対に自民党、公明党、立憲民主党、維新の会には投票しないようにしましょう。
維新の会もやばいですね。もともと日本を占領するために慶応義塾大学法学部の上村とういう反日教授指導で設立された党のようです。全てつながりました。この党は党あげて半日だったなんて。大阪の人は騙されてますね。
No1901
発音:kwél(クウェル)
品詞:他動詞
意味:を抑える、を鎮める
解説:
・原始ゲルマン語のkwaljaną(殺す、痛めつける)、古英語のcwellan(殺す、打ち負かす、破壊する)に由来します。
・「殺す、打ち負かす」など物理的な暴力を伴う行為から、近代英語以降 「抑える、鎮める」など心理的・社会的な制圧に意味が移行したようです。
・quell由来の、または近縁の語源を持つ単語は以下です。
-kill 殺す 同じく古英語 cwellan から派生
-culprit 犯人 culpa(罪)を通じ、刑罰・制裁と関係あり(間接的な連関)
・クウェル→キル(kill)で覚えておきましょう。つまり、最初は「物理的に殺す」、その後「感情や反乱を殺す」=「抑える」。
例文:He quelled his fear and dove into the river to rescue the boy.
No1902
quench
発音:kwéntʃ(クウェンチ)
品詞:他動詞、名詞
意味:〔火・明かりなどを〕消す、(渇き)を癒す、(欲望)を抑える
解説:
・ゲルマン祖語のkwankjaną(揺れを止める、消す)→古英語のcwencan(消す、抑える、止める)が由来で、「力を弱める」、「消す」というニュアンスを持ち、火・感情・欲望などを「抑える」動作が中心にあります。
・火を消す、衝動を抑えるという意味から、中英語以降は熱・渇き・感情などを抑える/消すへ、近代以降では工業的には「焼入れする(急冷する)」という意味も追加されたようです。
・quench由来の単語は少なめですが、意味的・語根的に近縁な単語は以下になります。
-No1901のquell 鎮圧する、抑える 機能的・意味的に近縁(語源は別)
・超電導状態にあった導体が、何らかの原因で常伝導状態(非超電導状態)に戻る現象をクエンチ(quench)と言います。超電導の状態を消されたという事です。
例文:After hours in the hot sun, he drank several beers to quech his thirst.
No1903
debase
発音:dibéis(ディベイス)
品詞:他動詞
意味:(品位・評判)を落とす
解説:
・de-(下に、否定)+base(低い、卑しい)と分解され、baseは、ラテン語 basis → ギリシャ語 basis(基礎、足元)が由来です。つまり、下に(de)引き下ろす(base)=「地位・価値などを下げる」の意味です。
・当初は通貨の品位・価値を下げる(金属の純度を落とす)、近代英語以降では道徳・品位・価値・人格などを下げる、現代英語では地位・質・価値を下げる、劣化させるという広範な意味に拡大したそうです。
・basis由来の単語は多いです。
-base 基礎、底、低い 語根そのもの
-basic 基本の、基礎的な base + -ic(形容詞化)
-basis 根拠、基盤 ギリシャ語由来の原形に近い
-basement 地下室 「最も低い場所」
例文:The star debased the reputation by appealing in a series of cheap, sensational movies.
No1904
elude
発音:ilúːd(イルード)
品詞:他動詞
意味:をうまくかわす、から逃れる(=evade)
解説:
・ラテン語のeludere「抜け道を使って遊ぶ・ごまかす・逃げるというニュアンス」が由来で、e- / ex-(外へ、離れて)+ludere(遊ぶ、だます、逃れる)と分解されます。つまり「抜け出す」、「うまく逃げる」、「うまく避ける」の意味です。
・遊びながら逃れる、冗談を言って回避するから、中世ラテン語から英語で「トリックで逃れる、うまく避ける」、近代英語以降で「捕まる・理解される・達成されることを避ける」と抽象的意味へ拡大していったようです。
・ludere由来の単語は多いです。
-allude ほのめかす ad-(〜へ)+ ludere(遠回しに“遊んで”触れる)
-illusion 幻想、錯覚 in-(中に)+ ludere(ごまかしの中に)
-delude 欺く、だます de-(完全に)+ ludere(だます)
-collude 共謀する col-(共に)+ ludere(共にだます)
-prelude 前奏曲、予兆 pre-(前に)+ ludere(演奏する前の“遊び”)
-interlude 幕間、合間 inter-(間)+ ludere(間に挟む軽い演奏)
「ごまかす」、「逃れる」が共通の意味です。特によく聞くillusion「 幻想、錯覚」は、 in- + ludere=「中に入り込んでごまかす」→「見かけで人を欺くもの」ということで、見える・感じるけど、本質的には偽り・間違いの事でなのです。
・なぜludereは「ごまかす」と「逃げる」という意味が同居しているのかについては、「遊び=ルールを利用して制約から一時的に逃れること」という文化的・行動的な背景にあるそうです。
例文:Although I looked everywhere for my students, she eluded me.
No1905
refute
発音:rifjúːt(リフュート)
品詞:他動詞
意味:を論破する、に反駁する
解説:
・ラテン語 refutare に由来し、分解するとre-(後ろに、反対に)+ futare(打つ、打ち倒す)になります。つまり、「打ち返す、打ち倒す 」→ 「反論して論破する」という意味です。
・「打ち倒す、撃退する、意見を打ち消す」から、中世ラテン語〜古英語で「言論で相手を打ち負かす」 →「 反駁(はんばく)する」、現代英語 で、「(証拠や論理で)論破する・誤りを証明する」と変化していったようです。「単に否定する(deny)」とは違い、客観的・論理的な証明で相手を打ち負かすことがポイントのようです。
・futare由来の単語は非常に少ないです。基本はrefuteで、後はこの変形です。
-refutation 反駁、論破 名詞形
-irrefutable 反論の余地がない 否定できない、証拠が強すぎて
・理不尽「リフュージン」な主張を、論理でばっさりリフュートする。refuseとそう言えば似てます。
例文:The politician finally succeeded in refuting his enemies' accusations. ※accusation「《法律》告発、告訴、誹謗中傷」