rebut, lambaste, purge, renege, thwart, let up on ~

今日2025/5/21(Wed)は、rebut, lambaste, purge, renege, thwart, let up on ~の6つです。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目です。一つだけSection23が入ってます。

さて、今日も昨日と同じ通常運転です。夜の会議が飛んだので、早めに帰って水泳の練習に行こうと思います。

政治の話ですが、しかし現在の自民党の執行部と閣僚は本当にポンコツだらけですね。特に彼らは全員財務真理教に入っているようです。石破は日本の経済はギリシャよりも悪いって説明してますが、何を言ってるのでしょう?森山も何を勉強しているんでしょうか?言ってる意味が全然分かりません。経済を勉強しているのでしょうか?

とにかく、もう我慢できませんね。選挙には必ず行って、自民党公明党立憲民主党、維新の会には絶対に、何があっても投票しないようにしましょう。

 

 No1906 

rebut

発音:ribʌ́t(リバト)
品詞:他動詞、自動詞
意味:に反論する、の反証を挙げる
解説
・re-(後ろへ・逆に)+ラテン語のbuttare「突く・打つ」 →古フランス語のbouter(突く、押す)が由来で、直訳すると、「押し返す、打ち返す」 の意味です。
ラテン語のbuttare「打つ、突く(※突進するようなイメージ)」から、古フランス語のrebouterで「押し返す、退ける」、中英語のrebutten「 言論・行動で反発する」、現代英語で「証拠や論理で反論・反証する(=論理的に押し返す)」と変化しているようです。つまり、物理的な「押し返す」が、精神的・言論的な「反論」に転じたという流れです。
・buttare由来の単語は、以下があります。
-butt 突く、頭突きする 牡牛の「突進」などから派生
-rebuttal 反論、反証 rebut の名詞形
・re-(反対に)+ butt(バットで打つ)ということで、 「反対から打ち返す」→「反論する」。野球で相手の球を打ち返すように、論理的に相手の主張をバットで打ち返すイメージを持つと記憶しやすくなります。

例文:The defense lawyer successfully rebutted all the prosecutor's claims.

 

 No1907 

lambaste

発音:læmbéist(ランベイスト)
品詞:他動詞
意味:を厳しくとがめる、をひどく殴る
解説
・lam(叩く、殴る) + baste(むち打つ、叩く)と分解され、lamは「叩く、殴る」で擬音語由来。basteは、古ノルド語「beysta(叩く)」から派生しているようです。ということで、叩く + さらに叩く → 「徹底的に叩きのめす、激しく非難する」です。
・「実際に殴る・打ち据えること(肉体的攻撃)」から、18~19世紀で「比喩的に言葉で攻撃する、強く非難する(言葉の暴力)」へ、現代英語で「痛烈に批判する、厳しく叱責する(口頭・文章での非難)」、時に「ぶちのめす、やりこめる」的ニュアンスも残る、という変化です。
・lamとbaste由来の単語は少ないです。語源は異なりますが、
-slam「強く打つ、激しく打つ、強く投げる」
-beat「打ちのめす」 古英語 beatan(ゲルマン系) 意味は近いが別語源
-button「ボタン」 ラテン語 bottō由来
全部「打つ」が入ってます。

例文:The newspaper editorial lambasted the government for their poor economic policies.

 

 No1908 

purge

発音:pə́ːrdʒ(パージ)
品詞:他動詞、自動詞、名詞
意味:から追放する、を清める
解説
ラテン語のpurgāre「清める、浄化する、洗い流す」が由来で、ラテン語のpurus「pure [純粋な]」と、同じくラテン語のagere「する、action」が合体したものです。「~をピュアにする」という事です。
・「清める、浄化する、洗い流す」から、古フランス語でpurger「浄化する、排除する」、英語(14世紀〜)で「清める・粛清する」などの意味で定着したそうです。
・purgāre由来の単語としては、
-pure 純粋な
-purity 純潔、清らかさ
-purify 浄化する
-purification 浄化、清め
・ピュアにする→不要なものを取り除く→追放する、という感じで。

例文:The mayor promised to purge the police of corrupt officers.

 

 No1909 

renege

発音:riníg(リニーグ)
品詞:自動詞
意味:破る<on>
解説
ラテン語のrenegare「誓いなどを破る、信仰を捨てる」が由来で、re-「逆・再び 後戻り・反転」+ラテン語のnegāre「否定する、拒否する 」と分解されます。
・「誓いを否定する」=「信仰を捨てる」、「拒絶する」から、中世英語では宗教的意味(背教、改宗)から「約束を破る」という道徳的・契約的意味へ拡張され、現代英語では宗教的意味は薄れ、「約束・発言・契約・期待などを破る」という日常的な意味に定着したそうです。
・negāre由来の単語としては以下があります。
-negative 否定的な negāreの派生
-negate 打ち消す、無効にする 論理学でも使う語
-deny 否定する ラテン語 denegare に由来
-negligent 怠慢な 語源は異なるが neg- で混同注意
・re-(再び)+ negate(打ち消す)ということで、一度肯定したのに、再び否定(re + negate)=「約束破り」

例文:Suddenly, the bank reneged on its promise of a loan.

 

 No1910 

thwart

発音:θwɔ́rt(スウォート)
品詞:他動詞、名詞、形容詞
意味:(計画など)を阻止する、を挫折させる
解説
・諸説あるようです。印欧祖語の*terkw-「ねじる」に由来し、派生した語は、「物理的にねじる」意味に加え、「歪める」、「逆らう」、「曲解する」など、比喩的な「ねじれ」や「反抗・反対」を意味する言葉へ発展しています。
・*terkwは、タークゥ または テァークゥだそうで、確かにトルクと発音が似てます。
・terkw由来の単語は沢山あります。
-torque トルク(ねじりの力) ラテン語 torquere(ねじる)に由来
-torture 拷問 torquere(ねじる)→ 肉体をねじって苦しめる
-distort 歪める dis-(離れて)+ tort(ねじる)
-contort ねじ曲げる con-(共に)+ tort
-retort 言い返す re-(返す)+ tort(言葉をねじり返す)
-extort 強要する ex-(外へ)+ tort(ねじり取る)
-tort 不法行為(法律用語) 法を「ねじ曲げる」行為に由来
-torsion 捩れ、ねじれ torsio(ラテン語)より
・語源は違いますが、twist「ねじる」と少し似てますね。「ねじる」意味から「反対・歪曲・妨害」へと繋がります。

例文:The FBI managed to thwart a terrorist plan to attack government buildings.

 

 No2245 

let up on ~

意味:~に対して手を緩める、~に対して手を抜く
解説
・let「~させる、許す」+up「上に、終わる、弱まる方向」+on「「対象(人・物)に」ということで、「対象(人・物)に対しての圧力・攻撃・厳しさを弱める」というニュアンスになります。
・upは「完了・停止・終息」の意味で使われることがあります。これはネイティブにとっては非常に自然な感覚だそうです。日本語の「上」とは違う抽象的な使われ方です。そう言えば、
-Time is up. 時間切れ 時間が終わった
-Give up. 諦める 努力をやめる、降参する
などがあって、up が何かの勢い・状態の終息点や弱まりを表していますね。

例文:She decided let up on her kids and their curfew afer years of strict parenting.  curfew「外出禁止」No1449

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村