fallacy, decree, dearth, conflagration, spillage

今日2025/5/29(Thu)は、fallacy, decree, dearth, conflagration, spillageの5つです。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目です。

本日は通常運転です。そう言えば定年の7月最終営業日まで殆ど時間が無くなってきました。所謂、現役と言われる期間があと2か月、その後はとりあえず再雇用ですね。とりあえずです。そろそろ書類が回って来るころなので、特に経済的な視点での再確認のため、6/9にファイナンシャルプランナーに相談する事になっています。

さて、政治の話ですが、自民党公明党財務省の指示で国民を騙しまくって、利権の為に日本を衰退させようとしている中、下の動画のように日本を救おうとして命がけで活動している人も結構います。本当に、佐賀選出の原口さんは立憲にいることがもったいない、参政党と組んで欲しいです。

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選挙に来ましょう!そして、自民党公明党立憲民主党、維新の会にだけは絶対に投票しないようにしましょう。あと、参政党、日本保守党、国民民主党、れいわなどの政党の悪口や評判を落とす動画をよく見るようになりました。皆さん騙されてはいけませんよ!

 

 No1951 

fallacy

発音:fǽləsi(ファラシ)
品詞:名詞
意味:誤信、誤った考え
解説
ラテン語のfallacia「騙すこと、欺き」、fallere「だます、裏切る、誤らせる」が由来で、つまり、語源的意味は「人をだますもの」、「誤った考えで人を欺くこと」です。
・欺き、裏切り → 誤った信仰・議論・論証 → 虚偽・錯覚・論理的誤り → 論理的誤謬、誤った思考と変化しており、特に「議論・推論の中にある論理的なミス」として使われます。
・fallere由来の単語としては以下があります。
-false 偽の、間違った 最も基本的な派生語
-falsify 偽造する、改ざんする 証拠などを偽る
-falsity 虚偽、偽り 真実でないこと
-falsification 偽証、偽造 文書・記録の改ざん
-fallible 間違いやすい、誤る可能性のある 神ではない人間の特性
-infallible 絶対に誤らない(← in- + fallible) 教皇などが「無謬」とされるときに使う
-fallacious 誤った、誤解を招く fallacy の形容詞形
-default 債務不履行、初期設定 de-(離れる)+ fallere(約束から外れる)
-failure 失敗 本質的には「目標に欺かれる」感覚から来る
・falseと最初のスペルも似てますし、語源も同じですからfalse→fallacyと連想しましょう。

例文:He said that the idea that price always indicated quality was a fallacy.

 

 No1952 

decree

発音:dikríː(ディクリー)
品詞:名詞、自動詞、他動詞
意味:法令、布告
解説
ラテン語のdecretum(決定、命令)、decernere(決定する、判決を下す)が由来で、de-(徹底的に)+ cernere(分ける、判断する)と分解されます。「しっかり見極めた上での決定・命令」という意味が込められています。
・裁定・決定→法令・布告・教令→国王・法廷などの公式命令→法的命令、政府や教会の布告、と変化していったようです。
・cernere由来の単語や関連深い単語としては、
-concern 関心、懸念 con-(共に)+ cernere → 共に見極める:関心を持つ
-secret 秘密 se-(離れて)+ cernere → 分けられた情報(秘密)※語源的にやや変化あり
-certain 確かな、確信している ラテン語 certus(決定された、はっきりした)← cernere
-ascertain 確かめる、突き止める ad-(~へ)+ certain
-decide 断ち切る、決着をつける de-(離れる、完全に)+ caedere(切る) 
などがあります。
・de-(徹底的に)+ cernere(判断する)→ 「しっかり決められたこと」=decree(法令・布告)という感じでしょうか。

例文:The dictator issued a decree bannning all political parties.

 

 No1953 

dearth

発音:də́ːrθ(ダース)
品詞:名詞
意味:不足、欠乏=scarcity、飢饉=famine
解説
・古英語のdēor(高価な、貴重な)→ dēoreth(高価である状態、高騰)を起源とする単語で、ラテン語ではなくゲルマン語系です。 「高価で手に入らない」=不足している状態(供給が少ないから値段が高い)、つまり、もともとは「物が少ないから高くつく」ことが語源です。
・dēoreth = 高価であること→物価の高騰・物資不足→欠乏、不足→欠如・不足・飢饉、と変化していったようです。
・dēor(高価な)由来の単語としては以下があります。
-dear 親愛なる、または高価な dēor(高価な、愛される)から直接
-dearly 親愛を込めて、または多大な犠牲を払って 「深く、大切に」あるいは「高くついて」
・dearって「高価な」という意味がありました。ということで、dear(高価)+ -th(状態)=高くて手に入らない → 「不足」です。

例文:A dearth of fresh water meant that the barren farmland had to be irritated.

 

 No1954 

conflagration

発音:kɑ̀nfləgréiʃən(カンフラグレイション)
品詞:名詞
意味:大火
解説
ラテン語のconflagratio 「炎上、大火」が由来で、con-(一緒に、完全に)+flagrare(燃える)と分解されます。直訳すると「共に燃え上がること、全面的に燃えること」。つまり、語源的には「全体を焼き尽くすような激しい火災」を意味します。
・燃える、炎上→大火、焼き尽くす火事→大火災→大火災、(比喩的に)大規模紛争・戦争と意味が変化していきました。
・flagrare由来の単語は多いです。
-inflammable / flammable 可燃性の in-(中に)+ flammare(燃やす)
-flammable 「燃えやすい、可燃性の、引火性の
-inflame 燃え上がらせる、激昂させる 感情を燃え上がらせる(怒りなど)
-flame 炎 直接的な派生語
-aflame 炎に包まれた 状態を表す
flare「フレア」は語源的には関係ないようです。
・flammableから連想した方が良さそうです。

例文:Massive conflagrations have nearly destroyed the city on several occasions.

 

 No1955 

spillage

発音:spílidʒ(スピリジ)
品詞:名詞
意味:流出、こぼすこと、こぼれること
解説
・spill(こぼす)+ -age(動作・状態を示す接尾辞)で 「こぼす行為・こぼれた状態」の意味です。spillはゲルマン語根のspildaną(こぼす、流す)から来ているようです。初期の意味は「液体を流す」よりも「無駄にする」「台無しにする」が中心だったようです。
・浪費する、台無しにする→液体などを「こぼす」意味が発達 →名詞化し「こぼれること、漏れ」として定着→液体・気体・情報の「漏れ、流出」も含む、と変化しているようです。
・spillを語源とする単語は、結局spill「こぼす、こぼれる」の派生しかないようです。
・oil spill「油の流出事故」、chemical spill「化学物質の漏れ」はよく使われるみたいです。

例文:The accident led to a spillage of dangerous chemicals.

 

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