今日2025/5/30(Fri)は、rampage, commotion, amity, alacrity, abomination, caricatureの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目です。
昨日、私に興味を持っていただいた会社があったという事で、面接をするかどうか今悩んでいます。定年が65歳で、年棒も今の会社の再雇用より良いし、何より業務内容が自分のやりたかったことなので全般的に良いのですが、今の会社というか同僚たちに迷惑が掛からないように辞める時期をどうするかが悩みです。
さて、政治の話です。以下の深田さんの動画を見て、彼女が泣きながら訴えていたことに対して、自民党の萩生田にかなりの怒りを覚えました。どうやら、彼女の八王子からの出馬に対して警戒感があったのか、選挙で負けそうと察知したのか、彼女に刑事告訴をして選挙妨害を続けているようです。やはり既得権のある自民党は絶対に選んではならないです。もうこんな政党は本当に不要です。今回の立憲民主党の年金法案に賛成したり、まずい方向にどんどん進んでいる気がしてなりません。
この政治をやはりリセットしましょう。そのために、選挙に行きましょう!そして自民党、公明党、立憲民主党、維新の会には絶対に投票しないようにしましょう。
No1956
rampage
発音:rǽmpeidʒ(ランペイジ)
品詞:名詞、自動詞
意味:狂暴な行動
解説:
・ramp(暴れ回る)+ -age(名詞化接尾辞)つまり、「暴れること、大暴れ」という事です。rampは、中英語のramper(跳ね回る、暴れる)が由来で、ラテン語のramus(枝、体を伸ばす様子)とも関連しているという説があるようです。
・ramp由来の単語としては
-ramp 傾斜、スロープ/暴れ回る(動詞) 名詞と動詞で意味が異なる
-rampant 猛烈な、蔓延する 本来は「立ち上がったライオン」→ 今では「勢いが止まらない」
があります。
・ramp「傾斜」を獰猛な動物が体をくねらせてよじ登ったり、後脚で立ち上がって暴れ回る動きを表すイメージでしょうか。
例文:The soccer fans went on a rampage, breaking shop windows.
No1957
commotion
発音:kəmóuʃən(コモウション)
品詞:名詞
意味:騒動、動揺
解説:
・ラテン語の commotio, commotionis に由来し、com-(一緒に) + motio(動き、運動)と分解されます。motio はラテン語の movere(動かす)が元です。つまり、「一緒に動くこと、動揺、動乱」という意味です。
・動かすこと、動き→動揺、騒ぎ、乱れ→騒ぎ、暴動、混乱→騒ぎ、騒動、ざわめき、動揺、と変化しています。
・movere由来の単語は非常に多いです。
-move 動く、動かす 最も基本的な動詞
-motion 動き、運動 commotion の語幹
-motivate 動機づける 「動かす」意味から発展
-motor モーター、運動器官 動かす装置や器官
-emote 感情を表現する 「感情を動かす」
-promote 促進する、昇進させる 「前に動かす」
-remove 取り除く 「離れて動かす」
-demote 格下げする 「下へ動かす」
-locomotion 移動、運動 「場所を動く」
・大勢が一緒に動き出すと混乱や騒ぎになります。古代や中世の社会では、「群衆が一斉に動くこと」は暴動や騒動の兆候でした。そのため、「一緒に動くこと」は単なる物理的な動作から、「騒ぎ」や「社会的動揺」の意味に転じたという事です。
例文:The teacher heard a commotion going on in a neighboring classroom.
No1958
amity
発音:ǽməti(アミティ)
品詞:名詞
意味:友好(⇔enmity)
解説:
・ラテン語の amicitia(友好、友情)に由来し、amicitia は amicus(友達)+ -itia(抽象名詞の接尾辞)と分解されます。amicus はラテン語の動詞 amare(愛する)に由来し、「愛する人=友達」という意味です。
・amare(愛する)由来の単語は、
-amicable 友好的な、円満な 「友好的な関係」の形容詞
-amicus 友人(法律用語など) 法律で使われる「友人」
-amorous 恋愛の、情熱的な 愛に関する形容詞
-amateur アマチュア、素人 「愛好者」の意(何かを愛してやまない人)
-enemy(語源的に対義語) 敵 in-(否定)+ amicus(友達)
などです。
・amenity「快適さ、設備、便利さ」とは語源は異なるようです。でも、快適な環境では人はリラックスし、心が穏やかになります。そうすると、友好の感情が生まれます。
例文:The festival was intended to promote amity between the nations.
No1959
alacrity
発音:əlǽkrəti(アラクラティ)
品詞:名詞
意味:敏活さ、活発さ=agility
解説:
・ラテン語のalacritas, alacritatis(活発さ、敏活さ、快活さ)に由来し、さらに、ラテン語の alacer, alacris(快活な、活発な、元気な)から派生しています。つまり、「元気よく動くこと」「活発さ」が語源。
・alacer, alacris の派生単語は少ないです。
-alert 「警戒した、気づいている、注意深い」などの意味で、活発に反応するニュアンスが近い。
・alertで状況を敏感に察知、alacrityですぐに快活に動く。
例文:He marched ahead with such alacrity that we could scarcely keep up. ※scarcely「ほとんど~ない、やっと、辛うじて、とても~ない」
No1960
abomination
発音:əbɑ̀mənéiʃən(アバマネイション)
品詞:名詞
意味:嫌悪感を起こさせるもの、嫌悪
解説:
・ラテン語のabominatio, abominationis(忌み嫌うこと、嫌悪)に由来し、これは動詞 abominari(嫌悪する、忌み嫌う)から派生しています。ab-(離れて) + ominari(前兆・兆候を占う)と分解され、ominari は omen(前兆、予兆)から来ています。つまり、語源的には「不吉な前兆から離れたい」というニュアンスです。
・不吉な前兆を嫌うこと→強い嫌悪、忌み嫌うこと→嫌悪、嫌悪すべきもの→嫌悪、忌み嫌うもの、嫌悪の対象、と変化したようです。
・omen由来の単語としては以下があります。
-omen 「前兆」
-ominous 「不吉な、悪い兆候の」 予兆に関する形容詞
・「悪い兆候を避けること」から、この忌避の感情がやがて「強い嫌悪」の意味に広がった、ということです。
例文:The expert denounced the conditions in the prison as an abomination. ※denounce「〔公然と〕非難する、責める、非を鳴らす、糾弾する」
No1961
caricature
発音:kǽrikətʃər(キャリカチャァ)
品詞:名詞
意味:風刺画
解説:
・ラテン語のcaricare(荷を積む、重くする)に由来します。caricare = 「load、burden、荷を積む」です。
・荷物を積む、負担をかける→人物の特徴を「盛りすぎる」ことで笑いや批判を生む絵・表現→戯画、風刺画/誇張して描く、風刺する、と意味が変化してきました。
・caricare由来の単語としては以下です。
-charge 負荷、料金、責任、告発 など多数 荷物・責任・感情など「積む・かける」概念全般に派生
-cargo 積荷 船や車に「積むもの」
-carriage 馬車、運搬 荷物や人を運ぶ乗り物・行為
-discharge 荷を下ろす、解放する dis-(離す)+ charge(負荷)→ 負担を下ろす
-recharge 再充電する 再びchargeする
・carriage(盛り盛りの馬車)→ デフォルメ → caricature(風刺・誇張)。荷物を盛ると話を盛るという事で、盛るが共通。
例文:In America, it is very common to see caricature, even of the president.