obstinate, ecstatic, precarious, deplorable, succinct, scrupulous

今日2025/6/1(Sun)は、obstinate, ecstatic, precarious, deplorable, succinct, scrupulousの6つです。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目です。

precariousが覚えにくいですが、解説にあるようにprey「祈る」にひっかければ「祈るくらい、自信が無くて不安定なもの」→「不安定な」と意味に辿り着けそうな気がします。

さて、今日から6月です。来月で定年で現役を退きます。が、現役を別の会社で続けようと、もっと自分の専門能力を出そうと機会を虎視眈々と実は狙っています。

ということで、最後に政治の話題ですが、下の動画が言っている通りです。参政党はどうかとか、日本保守党はどうかとか、国民民主党はどうかとか、れいわはどうかとかいう人がいますが、正直言って、自民党公明党立憲民主党、維新の会よりは100億万倍いいです。

www.youtube.com

選挙には必ず行きましょう!投票先が決なくても自民党公明党立憲民主党、維新の会には絶対投票しないでください。その他の政党を選んでください。今回の選挙の我々日本国民の目的は、自民党公明党を与党から引きずり下ろし、そして大連立もさせないように立憲民主党と維新の会の規模も最小化する事です。

 

 No1969 

obstinate

発音:ɑ́bstənət(アブスティネト)
品詞:形容詞
意味:頑固な=stubborn
解説
ラテン語のobstinatus「固く決意した」の過去分詞形が由来で、ob-「〜に向かって、〜に反して」+stino / stare「立つ」と分解されます。stareは英語の stand に対応する語根です。直訳すると、「反対に立ち向かって立つ、しっかりと自分の立場に固執する」という意味になります。
・stino / stare由来の単語は非常に多いです。
-stand 立つ 最も基本的な形
-stance 姿勢、立場 立っている姿
-status 状態、地位 「立っている状態」
-stable 安定した 「しっかり立っている」
-establish 設立する、確立する ex-(外へ) + stabilis(立つ)
-station 駅、位置、配置 固定された立ち位置
-statue 像 「立っているもの」
・「逆らって立ち続ける性質」→「理屈や説得に逆らって、自分の立場を頑なに守る」=頑固な、という感じです。

例文:She knew that her husband, with his obstinate character, would be difficult to persuade.

 

 No1970 

ecstatic

発音:ekstǽtik(エクスタティク)
品詞:形容詞
意味:有頂天の、恍惚とした=物事に心を奪われてうっとりする
解説
・中期ラテン語のecstaticus「恍惚とした、魂が抜けたような」、ギリシャ語のekstasis (ἔκστασις) = ek-「外に」+stasis「立つ、状態」と分解されます。直訳すると、「自分の通常の位置(精神状態)から外へ立ち出ること」つまり、我を忘れるほど感情が高ぶった状態、です。
・stit-由来の単語は多いですが、ecstaticと聞いてピンと来るのは以下でしょう。
-ecstasy 「恍惚、大喜び」 ek-(外に)+ stasis(状態)→我を忘れる
-station 「駅、立ち位置」 立つ場所

例文:When the president saw the excellent sales figures, he felt ecstatic.

 

 No1971 

precarious

発音:prikέəriəs(プリケアリアス)
品詞:形容詞
意味:不安定な
解説
ラテン語のprecarius「祈って得られたもの、許可を得て借りたもの」が由来で、prex, precis「祈り(prayer)」+precari「祈る、願う」と分解されます。つまり、「祈りまくる」→「他の意志に依存している状態」→ 「不確かな、頼りない」という意味になります。
・precari由来の単語としては以下です。
-prayer 祈り ラテン語 precari に由来
-pray 祈る 同上
-priest(一部学説) 神官、聖職者 間接的に「祈る人」に関係するとされる
・prayから、 「他者の意思に頼らざるをえない性質のある」=自分ではどうにもできない不安定な状態 → 危うい、頼りない、危険な、不安定な、という事です。

例文:Peace in this country depends on a precarious balance of force and diplomacy.

 

 No1972 

deplorable

発音:diplɔ́rəbəl(ディプロラブル)
品詞:形容詞
意味:嘆かわしい=shameful
解説
ラテン語のdeplorare 「激しく泣く、大声で嘆く、悲嘆にくれる」が由来で、de-「強意」「完全に」または「下に、外へ」+plorare「泣く、嘆く、叫ぶ」と分解されます。
・plorare由来の単語としては以下があります。
-implore im-(強意)+ plore(嘆く) 涙ながらに頼む → 懇願する
-explore ex-(外に)+ plore(偵察する) 探索する 
-deplore de- + plore(嘆く) 嘆く、悲しむ、非難する
exploreのploreは別の語源を持つようです。

例文:The decision to expel the refugees was a deplorable one.

 

 No1973 

succinct

発音:səksíŋkt(サクスィンクト)
品詞:形容詞
意味:簡潔な
解説
ラテン語のsuccinctus「締められた」が由来で、sub-「下に」+ cingere「帯で締める、巻きつける」と分解されます。直訳すると「下から巻かれた」で全く違うニュアンスがしますが、古代ローマの兵士が、チュニカ(衣)を「帯でキュッと巻いて」動きやすくしたことから、「身軽でムダのない」=要点だけの、簡潔なという意味に変化したそうです。
・cingere由来の単語はありますが、あまりピンと来ないです。語源的には関連がありそうなものとしては
-cinch「たやすいこと、確実なこと」、動詞で「〔馬の〕鞍帯を締める」
があります。
・語源は全く異なりますが、-inctつながりで言えばdistinct「明確な、はっきりわかる」があります。明確な言葉 = distinct → 要点だけ短く簡潔な=succinct、です。

例文:The White House issued a succinct statement denying all allegations. ※allegation「申し立て、主張」

 

 No1975 

scrupulous

発音:skrúːpjələs(スクルーピュラス)
品詞:形容詞
意味:きちょうめんな、実直な、慎重な、細心の注意を払って、良心的な
解説
ラテン語のscrupulus「小石、小さなとげ、良心のとがめに由来します。語源的には「小石が靴の中に入ってチクチクして気になる状態」がイメージです。「小さな石が気になると歩きにくい」→「心に引っかかる」→道徳的・倫理的に「ちょっとでも不正があると心が痛む」=良心的、慎重、という事のようです。
・scrupulus由来、関連深い単語は非常に少ないです。
-scruple「良心の呵責、ためらい」
・scrup-が付くと「わずかなことでも気にする」感じのようです。

例文:Her scrupulous attention to detail makes her an excellent editor.

 

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