invincible, incessant, pedantic, perceptible, negligent, perfunctory

今日2025/6/3(Tue)は、invincible, incessant, pedantic, perceptible, negligent, perfunctoryの6つです。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目です。

この後のSection20の単語は、これぞ英検1級!という単語が勢ぞろいしています。つまり頭の中に定着させるのが非常に難しいという事です。解説にも書いたように、よく見ると、知っている単語がこっそり入っていますが、これを見つけ出す、思い出すのがなかなかです。

さて今日はいつもの通りです。今週の金曜日は夕方から、声の掛かった会社で面接があるので半休を取って行ってみようと思います。場所は新橋で、私が上京して一番最初に降り立った地でもあります。

最後に政治の話です。八王子の自民党の萩生田が深田さんを内乱罪で訴えたように、これが今の日本、今の自民党の政治だと思います。政権与党幹部は企業などから莫大な献金をもらって脱税しても逮捕もされず、一般市民は権力を使って逮捕する。こんな自民党に投票できるわけがありません。

皆さん、選挙に行きましょう。このままだと、選挙すらこの国からなくなって今の中国のような状態になります。選挙へ行って、自民党公明党立憲民主党、維新の会には絶対に投票しないようにしましょう。

 

 No1982 

invincible

発音:invínsəbəl(インヴィンサブル)
品詞:形容詞
意味:不屈の、無敵の、どんなことにも打ち負けない
解説
・in-「否定、〜でない」+ラテン語のvincere「勝つ、征服する」と分解されます。つまり、invincible「勝てない、征服できない」 =「無敵の」という意味です
・vincere由来の単語はとしては、
-victory 勝利 
-victorious 勝利した、勝ち誇った victory + -ous
-victim 犠牲者、被害者 
-convince 納得させる、確信させる con-(完全に)+ vincere(勝つ)=完全に勝つ、説得する
・victoryできない(in-)くらい無敵の力を持っているで、どうでしょうか。

例文:The man we thought to be invincible suddenly died from heart failure.

 

 No1983 

incessant

発音:insésənt(インセサント)
品詞:形容詞
意味:絶え間ない
解説
・in-「否定」+ラテン語のcessare「やめる、止まる、休む」が由来で、cessareはラテン語のcedere「進む、行く」から派生した反復動詞です。つまり、直訳すると「止まることのない」という意味です。
・cessare=cedere- + -sare「反復・反射を表す接尾辞」という事で、 「何度も進もうとしている」→「が、ぐずぐずして進まない」→「ためらう、やめる」→「止まる」というように発展したと考えられています。
・cedere由来の単語は多いです。
-cease 止める、やめる 「cessare」の英語形
-cessation 停止、中断 ceaseの名詞形
-access アクセス、接近 ad-(~へ)+ cedere(行く)
-recede 後退する re-(後ろへ)+ cedere(進む)
-precede 先行する pre-(前)+ cedere(行く)
-proceed 進む pro-(前へ)+ cedere
-succession 続くこと、継承 sub-(下に)+ cedere
-concede 譲歩する con-(共に)+ cedere
・cease「止める、やめる」の否定と覚えましょう。

例文:The teachers' incessant complaining made life difficult for the principal.

 

 No1984 

pedantic

発音:pidǽntik(ピダンティク)
品詞:形容詞
意味:知ったかぶりする、重要でない事にこだわり過ぎる、学者ぶった、知識をひけらかす、枝葉末節にこだわる、衒学的な=ある事項/事象に関して知識があることを、必要以上に見せびらかすこと又はその物言い
解説
古代ギリシャ語のpaidagōgos「子どもの付き添い教師(家庭教師)」が由来だそうです。ped-「pais, paid-で子ども+agogos「導く人、leader」と分解されるようです。
・「子どもを導く人」=家庭教師・教育係の意味から、中世ヨーロッパで「教師(やや上から目線の知識人)」→「学者ぶる人」(やや皮肉)へ、近代英語以降で「細かすぎることにこだわる人・些細な知識を振りかざす人」という否定的な意味へ発展していったようです。
・-ic で終わる形容詞ということで、academic「学問的な」があります。pedanticの「学者ぶった」という意味に近い雰囲気を感じ取れます。

例文:My classmates and I found the professor to be pedantic in her lectures.

 

 No1985 

perceptible

発音:pərséptəbəl(パーセプタブル)
品詞:形容詞
意味:知覚できる
解説
・per-「完全に、通して」+ラテン語のcapere「つかむ」と分解されます。という事で、「感覚と理解で完全に自分のものにする」というニュアンスでしょう。
・capere由来の単語は非常に多いです。
-accept 受け入れる ad-(方向)+ capere
-except 除く ex-(外へ)+ capere
-intercept 途中で取り上げる inter-(間で)+ capere
-conceive 思いつく、妊娠する con-(共に)+ capere
-perceive 知覚する perceptible の動詞形
-receive 受け取る re-(再び)+ capere

例文:After the speech, there was a perceptible change in the audience's attitude.

 

 No1986 

negligent

発音:néglidʒənt(ネグリジェント)
品詞:形容詞
意味:不注意な、怠惰な
解説
・neg-「否定(not)」で ラテン語 nec- の変形と、ラテン語のlegere「集める、拾う、選ぶ、注意を向ける」から構成されます。つまり、「注意深く拾い集めない」=「無視する」→「怠る・ずぼら」という感じです。
・legere由来の単語は多いです。
-collect 集める com-(共に)+ legere
-select 選ぶ se-(分けて)+ legere
-elect 選挙で選ぶ e-(外に)+ legere
-intellect 知性 inter-(間で)+ legere(選ぶ・読む)
-lecture 講義 legere(読む)→ lectio(読まれるもの)
-neglect 怠る、無視する neg- + legere
-eligible 適任の、選ばれる資格がある e- + legere + -ible
-illegible 読みにくい in-(否定)+ legere(読む)+ -ible
・neglect「怠る」→「怠惰な」が一番素直な覚え方だと思います。

例文:Although he was not guilty of murder, his behavior was certainly negligent. ※guilty「有罪の、犯罪的な、罪を犯した」

 

 No1987 

perfunctory

発音:pərfʌ́ŋktəri(パファンクトリィ)
品詞:形容詞
意味:おざなりの、いい加減な=negligent
解説
ラテン語のperfunctorius「義務的な、機械的な、気乗りしない」が由来で、per-「完全に、通して」+ラテン語のfungi「果たす、遂行する、to perform, to execute」と分解されます。
・「完全にやる」→「とりあえず済ませる」→「形だけ、おざなり」という感じです。
・fungi由来の単語は多いです。
-function 機能、役割 「果たすこと」→ 機能
-functional 機能的な 機能に関する
-malfunction 故障、誤作動 mal-(悪い)+ function
-defunct 廃止された、死んだ de-(離れる)+ funct →「役目を終えた」
-dysfunction 機能不全 dys-(悪い)+ function
-fungible 代替可能な(法律・経済用語) 「果たすことができる」→交換可能な財
-nonfunctional 機能していない non-(否定)+ functional
という事で、functionがベースです。

例文:The teacher gave her report a perfunctory glance and handed it back to her.

 

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