delve, decree, caricature, precarious, scrupulous, derogatory, destitute, imprudent

今日2025/6/6(Fri)は、delve, decree, caricature, precarious, scrupulous, derogatory, destitute, imprudentの8つです。

検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の3巡目の復習です。

昨日電車の中で勉強して、引っ掛かった単語です。imprudentがちょい難しいです。これを頭に入れるにはprudent「 慎重な、分別のある、用心深い」を理解する必要があります。

が、解説にもあるように、これがラテン語のprōvidēnsから来ており、"v"が消えているのです。もし"v"があれば、pro-「前もって」+vidēre「見る」で意味を類推しやすいのですが。

なので、provident「将来に備えた、用心深い、倹約的な」を一度間に挟めば良さそうです。dentつながりで、imprudent→im+prudent→im+provident→用心深くない→軽率な、と。

さて、最後に政治の話です。日本国民は本当に目を覚ましましょう。このまま行けば自民党公明党立憲民主党の大連立政府となり、財務省の言いなりの増税路線まっしぐらです。当然政治家の奴らは中国に日本を売って金もうけ。許せますか?

だから、絶対に選挙に行ってください。そして、自民党公明党立憲民主党、維新の会にだけは絶対に投票しないでください。

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 No1917 

delve

発音:délv(デルヴ)
品詞:自動詞、他動詞
意味:(徹底的に)調査する
解説
・ゲルマン祖語 *delfaną「掘る(to dig)」が由来です。
・物理的な「掘る」 から、 抽象的な意味への拡張(思考・記憶・真実を「深く掘る」=調査・探究)されました。
・delfanaに直接または構造的に関連する単語は以下です。
-ditch「溝」
-dig「掘る」
・digの「掘る」から「掘り下げる」→「(徹底的に)調査する」と連想しましょう。

例文:I delved into that question for over a week but never found an answer.

 

 No1952 

decree

発音:dikríː(ディクリー)
品詞:名詞、自動詞、他動詞
意味:法令、布告
解説
ラテン語のdecretum(決定、命令)、decernere(決定する、判決を下す)が由来で、de-(徹底的に)+ cernere(分ける、判断する)と分解されます。「しっかり見極めた上での決定・命令」という意味が込められています。
・裁定・決定→法令・布告・教令→国王・法廷などの公式命令→法的命令、政府や教会の布告、と変化していったようです。
・cernere由来の単語や関連深い単語としては、
-concern 関心、懸念 con-(共に)+ cernere → 共に見極める:関心を持つ
-secret 秘密 se-(離れて)+ cernere → 分けられた情報(秘密)※語源的にやや変化あり
-certain 確かな、確信している ラテン語 certus(決定された、はっきりした)← cernere
-ascertain 確かめる、突き止める ad-(~へ)+ certain
-decide 断ち切る、決着をつける de-(離れる、完全に)+ caedere(切る) 
などがあります。
・法令(decree)には、それが守られている事を示す物差し、つまり測るもの(degree)があって、その測定された結果が一定以上であれば罰則が課されます。

例文:The dictator issued a decree bannning all political parties.

 

 No1961 

caricature

発音:kǽrikətʃər(キャリカチャァ)
品詞:名詞
意味:風刺画
解説
ラテン語のcaricare(荷を積む、重くする)に由来します。caricare = 「load、burden、荷を積む」です。
・荷物を積む、負担をかける→人物の特徴を「盛りすぎる」ことで笑いや批判を生む絵・表現→戯画、風刺画/誇張して描く、風刺する、と意味が変化してきました。
・caricare由来の単語としては以下です。
-charge 負荷、料金、責任、告発 など多数 荷物・責任・感情など「積む・かける」概念全般に派生
-cargo 積荷 船や車に「積むもの」
-carriage 馬車、運搬 荷物や人を運ぶ乗り物・行為
-discharge 荷を下ろす、解放する dis-(離す)+ charge(負荷)→ 負担を下ろす
-recharge 再充電する 再びchargeする
・carriage(盛り盛りの馬車)→ デフォルメ → caricature(風刺・誇張)。荷物を盛ると話を盛るという事で、盛るが共通。

例文:In America, it is very common to see caricature, even of the president.

 

 No1971 

precarious

発音:prikέəriəs(プリケアリアス)
品詞:形容詞
意味:不安定な
解説
ラテン語のprecarius「祈って得られたもの、許可を得て借りたもの」が由来で、prex, precis「祈り(prayer)」+precari「祈る、願う」と分解されます。つまり、「祈りまくる」→「他の意志に依存している状態」→ 「不確かな、頼りない」という意味になります。
・precari由来の単語としては以下です。
-prayer 祈り ラテン語 precari に由来
-pray 祈る 同上
-priest(一部学説) 神官、聖職者 間接的に「祈る人」に関係するとされる
・prayから、「他者の意思に頼らざるをえない性質のある」=自分ではどうにもできない不安定な状態 → 危うい、頼りない、危険な、不安定な、という事です。

例文:Peace in this country depends on a precarious balance of force and diplomacy.

 

 No1975 

scrupulous

発音:skrúːpjələs(スクルーピュラス)
品詞:形容詞
意味:きちょうめんな、実直な、慎重な、細心の注意を払って、良心的な
解説
ラテン語のscrupulus「小石、小さなとげ、良心のとがめに由来します。語源的には「小石が靴の中に入ってチクチクして気になる状態」がイメージです。「小さな石が気になると歩きにくい」→「心に引っかかる」→道徳的・倫理的に「ちょっとでも不正があると心が痛む」=良心的、慎重、という事のようです。
・scrupulus由来、関連深い単語は非常に少ないです。
-scruple「良心の呵責、ためらい」
・scrup-が付くと「わずかなことでも気にする」感じのようです。スクラップになった金属の破片が靴の中に入って気になる状況を想像すればよいでしょう。

例文:Her scrupulous attention to detail makes her an excellent editor.

 

 No1977 

derogatory

発音:dirɑ́gətɔ̀ri(ディラガトリィ)
品詞:形容詞
意味:軽蔑的な、相手を見下した
解説
ラテン語のderogare「一部を取り除く、価値を減じる」が由来で、de-「下に、否定」+ rogare「尋ねる、要求する」と分解されます。直訳すると、「求めることを減らす、権利を一部奪う」のイメージです。
・「法の力を一部剥奪する」という意味から始まり、「人の価値・名誉を剥奪する」に変化していったようです。つまり「価値を減らす、格を下げる」ことです。
・rogare由来の語は多く、英語の「提案・要求・法・問いかけ」などに関連する語に残っているようです。
-interrogate 「尋問する」 inter(間で)+ rogare(尋ねる)
・de-+interrogateで人を見下したようにして尋問する=軽蔑的な、という屁理屈でどうでしょうか?

例文:I read an extremely derogatory column about the prime minister in a local paper.

 

 No1978 

destitute

発音:déstitùːt(デスチチュート)
品詞:形容詞、名詞
意味:極貧の、まったく持たない
解説
ラテン語のdestituereに由来し、de-「離れて、下に」+statuere「立たせる、据える」と分解されます。
・「立たせておくことから離れる」 → 「放り出す」 → 「支援もなく置き去りにされる」 → 「見捨てられた」 → 「極貧」という構図です。
・statuere由来の単語は多いです。
-statue 像、彫像 「立っているもの」
-status 状態、地位 社会における「立場」
-state 状態、国家 「立っている存在・確立された形」
-constitute 構成する、制定する con(共に)+ statuere(立てる)
-institute 設立する、設ける in(中に)+ statuere(立てる)
-substitute 代用する、代用品 sub(下に)+ statuere(立たせる)
-restitution 弁償、返還 re(戻す)+ statuere → 元の位置に立たせる
-constitution 憲法、体格、構成 con + statuere → 共に立てたもの(基本法など)

例文:After the volcanic eruption, many people found themselves destitute and homeless.

 

 No1989 

imprudent

発音:imprúːdnt(イムプルーデント)
品詞:形容詞
意味:軽率な
解説
・im-「否定」、prudentはラテン語のprūdentia「思慮、分別」 → prōvidēns「先を見通す」が由来です。更にprōvidēnsは、prō-「前もって」+ vidēre「見る」=「先を見通す」→ 「賢い、用心深い」と言う意味です。つまり、imprudentは「先を見通せない」 → 「思慮に欠ける」という事です。
・prōvidēns由来の単語としては、provide「提供する、備える」が代表例です。
・im-+provideという事で、「先々を見て備えることができない」→「思慮に書ける、軽率な」という感じでしょう。

例文:His imprudent criticisms of his boss got him into trouble.

 

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