今日2025/6/19(Thu)は、infiltrate, rationale, gorge, paragon, platitude, tingeの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection21の3巡目です。
さて、いきなり政治の話です。下の原口議員がけがをされた動画はかなり拡散されているようです。本当に、原口さんには総理大臣になって日本を正しい方向に導いてほしいと思っています。お体に気を付けてください。
このように、財務省の裏を暴いたりし始めると、誰かがその人の命を奪いに来るとしか思えません。現に日本を救おうとして本当の事を言った人たちは何人も消されています。おかしいです。日本って民主主義の国なんでしょうか?今の我々国民の意見を代表して声を大にして頑張っておられる方は、くれぐれもSPを付けるなどして命を守るようにしてください。
今の政治は早く終わらせて、日本を正しい方向に修正する必要があります。なので、絶対に選挙に行きましょう!自民党、公明党、立憲民主党、維新の会にだけは投票しないようにしましょう。
No2032
infiltrate
発音:infíltreit(インフィルトゥレイト)
品詞:他動詞、自動詞、名詞
意味:に潜入する
解説:
・in-「中に、into」+ラテン語のfiltrum「濾過材」と分解されます。つまり、濾過材=フィルターを通って中に入る→「徐々に染み込む/こっそり入り込む」というイメージです。
・filtrum由来の単語としては以下があります。
-filter 濾過する、フィルター filtrum(フェルト生地)から派生
-filtrate 濾液、ろ過されたもの filter + -ate
-refilter 再び濾過する re- + filter
・フィルターのように静かに中へ浸透していくというイメージから、「潜入する、入り込む」という比喩的な意味へと発展したようです。
例文:Their spy managed to infiltrate the rival company and discover their plans.
No2033
rationale
発音:ræ̀ʃənǽl(ラショナール)
品詞:名詞
意味:理論的根拠
解説:
・ラテン語のrationalis「理性的な、論理的な」に由来し、さらにその元は、ratio「理性、計算、理由」+ -alis「形容詞語尾 ~に関する」と分解されます。つまり、「理性・理由に関するもの」→「理にかなった説明」となります。
・ratio由来の単語としては、
-ratio 比率、比 「数の理性」→ 計算・比の意味へ発展
-reason 理由、理性 ラテン語 ratio の英語化
-rational 合理的な、理性的な rationale と直接的に関連
-irrational 不合理な in-(否定)+ rational
-rationality 合理性、理性的であること -ity で名詞化
-rationalize 合理化する、言い訳をつける -izeで動詞化
-ratify 承認する、公認する 元は ratio(理由づけ)+ facere(行う)由来(意味的に少し遠いが関連あり)
・rat- や rati- が見えたら、「理性・計算・理由」を連想しましょう。
例文:The finance minister explained the rationale behind the tax reforms.
No2034
gorge
発音:gɔ́rdʒ(ゴージ)
品詞:名詞、他動詞、自動詞
意味:渓谷、小渓谷
解説:
・ラテン語のgurges「渦、飲み込む場所、深い穴」が由来です。gurges は「ぐるぐる飲み込むような渦巻き・穴」を意味しており、これから「喉」や「峡谷(深く削られた土地)」などのイメージとつながります
・gurges由来の単語は非常に少ないようです。gorgeous「華麗な、豪華な、魅力的な(見た目が非常に美しい)」という形容詞がありますが、gorge「喉」+ -ous(形容詞化)という説もあるようです。つまり、装飾された襟元=「美しい首元」から転じた可能性です。
例文:They peered over the edge of the gorge and looked at the stream far below. ※peer over「覗き込む」
No2035
paragon
発音:pǽrəgɑ̀n(パラガン)
品詞:名詞
意味:模範
解説:
・ギリシャ語のparakonēが由来で、para-「そばで」+akone「砥石」と分解されます。つまり、もともとの意味は、「そばに置いて砥石で試す → 比較・検証・試験する」で、その比較の中で最も優れているもの=模範、完璧、となったわけです。
・para-が付く単語は多いです。
-parallel 並行の、並列の para(そばで)+ allelos(お互い)
-parameter 制限、基準値 para(そばで)+ metron(測る)
-parody パロディ(模倣) para(横に)+ oide(歌)=横に並べて茶化す
・dragon「火を噴く大蛇、恐怖や力の象徴」はギリシャ語のdrakōn「見る者、注視する者」が由来ですが、いずれにせよ、ドラゴンは他の生物に比較して一番強いわけで、「全生物と比較して最強=paragon of power(力の模範)」というイメージで覚えましょう。
例文:Being a paragon of virtue, she was held in high regard by all who knew her. ※virtue「美徳」
No2036
platitude
発音:plǽtətùd(プラタトゥド)
品詞:名詞
意味:ありきたりの決まり文句
解説:
・ラテン語のplattus「平らな」や、ギリシャ語のplatys「広くて平らな」が由来です。もともとの意味は「平らな性質」で、これから、高低差や深さのない=深みのない言葉 → 陳腐、という変化をしたようです。
・plattus関連の単語は非常に多いです。
-plate 平らな皿、金属板 plat(平ら)から派生
-platform 台、演壇、基盤 plat(平ら)+ form(形)
-plat(不動産用語) 土地の平面図 plat(平坦、土地)
-plateau 高原、安定期 高くて平らな地形
-flat 平らな、アパート(英) 同語源(ドイツ語経由)
-plane(平面・航空機) 平らな面(または滑空) plat(平ら)と同根の planus から
これらはすべて「平ら、のっぺりした」から派生した言葉です。
・plat(flat)な態度(tude)=感動のない言葉」→ 陳腐な決まり文句、という感じで覚えましょう。
例文:The ambassador's speech was full of platitude about the need for peace.
No2037
tinge
発音:tíndʒ(ティンジ)
品詞:名詞、他動詞
意味:かすかな意味合い、(薄く加えられた)色合い、(香りや感情の)気味
解説:
・ラテン語のtingere「染める、色をつける」が由来です。この語根のting- / tinct- は、「液体で染める、色をしみこませる」という意味を持ちます。
・現代英語では、「かすかに染める」「軽く感情・特徴を加える」など、比喩的にも使用されるようになったそうです。
・ting- / tinct-由来の単語としては、以下があります。
-taint 汚す、染める(悪い意味) 同語源(形の変化あり)
-stain 汚れ、しみ 同根の tingere(染める)に由来する説あり
-paint(※間接的) 絵の具、塗る ラテン語 pingere(描く)から、やや別語源だが類似概念(着色)
・stainが、tinge「かすかな色合い」を台無しにした。
例文:Her comments about the company contained a tinge of resentment. ※resentment「怒り」