今日2025/7/7(Mon)は、berate, animosity, affront, barrage, brunt, latentの6つです。
英検1級でる順パス単(5訂版)のSection19の復習です。今週は、難しい単語の多いでる度Cの復習をやって、その後はまたSection1から4巡目をやる予定です。
さて、今日は午前中は出社して午後からリモートワーク、夜は水泳の練習という計画です。電車の中では相変わらず英語の反復練習です。
最後に政治の話です。ここへ来て参政党の勢いが凄いですが、それを見習って、どこの政党も減税と不法外人の強制退去などを言い出しました。これは明らかに選挙前だけのパフォーマンスです。もう一度、各政党の本来のスタンスを以下に貼っておきます。
特に自民党は、各立候補者は演説で自分の思いを言いますが結局は党本部の指示に従う、そして言った公約は何が何でも守るものではないと石破自身が言ってます。騙されてはいけません。今の政権を潰しましょう。そのためにも、
1.皆7/20は選挙へ行きましょう。
2.投票用紙の記入の仕方はあらかじめ調べて、当日は綺麗に書きましょう。
3.自民党、公明党、立憲民主党、維新の会だけには投票しないようにしましょう。
4.無所属の立候補者については出自とステルス自民ではないかチェックしましょう。
これで、日本は救われます。
4の出自については最近伊東市の市長がそうであったように学歴詐称が多いです。小池都知事もそうですね。小泉農林水産大臣もコロンビア大大学院の修士を出ているわけでは無くて、どうやら聴講生だったというニュースが出てき始めました。皆さん、議員ですから卒業証書をちゃんと自分のSNSにアップしてください。世良公則さんを見習ってください!でないと、ずっと国民から疑われ続けますよ。まぁ、一度ついた嘘は、引っ込めるのは難しいでしょうけど。
No1832
berate
発音:biréit(ビレイト)
品詞:他動詞
意味:を責め立てる=blame、rebuke、reprimand、reproach
解説:
・be-「強調、完全に」+rate「評価する、非難する」で構成されています。rateは、「数的に判断・評価する」という原義から、「価値を決めて意見を述べる」→「悪い評価を言葉で表す=叱責」へと意味が拡大しました。という事で、 「激しく叱る・こっぴどく非難する」という事になります。
・rateから来ている単語としては、以下があります。
-rate 評価、格付け、割合/評価する 元は「判断する」ことから派生
-overrate 過大評価する over + rate
-underrate 過小評価する under + rate
-prorate 比例配分する pro(前もって)+ rate
例文:He berated himself for having trsuted a stranger with his money.
No1868
animosity
発音:æ̀nəmɑ́səti(アナマスィティ)
品詞:名詞
意味:憎悪、敵意
解説:
・ラテン語 "animositas"(活力、勇気、心の強さ)が元。"animus"(心、精神、感情)+ "-ity"(性質を表す接尾辞)です。本来の意味は「強い心・強い意志」、つまり、最初は、「精神的エネルギーの強さ」や「激しい気持ち全般」を指していたようです。
・「元気・勇気・心の強さ」というプラスの意味から、中世ラテン語・古フランス語を経て、「強い感情」→「敵意・憎悪などネガティブな強い感情」へシフト。現代英語では完全に「敵意・憎しみ」に特化しています。
・animus由来の単語はたくさんあるようです。
-animal(動物)→ 「命あるもの」=「心を持つもの」
-animate(生き生きとさせる)→ 「心を吹き込む」
-animation(アニメーション)→ 「命を与えて動かすこと」
すべて根っこに「anim-(心・生命)」のニュアンスがあります
例文:It has been hard to overcome the animosity between israel and its Arb neighbors.
No1869
affront
発音:əfrʌ́nt(アフロント)
品詞:名詞、他動詞
意味:(公然の)侮辱
解説:
・ラテン語 "ad-"(〜へ)+ "frontem"(額、顔)で、frontem は frons(額、前面)から来ています。本来の意味は「顔に向かって立つ」、「正面から向かい合う」つまり、「誰かの顔に向かって行動する(=面と向かって挑む・侮辱する)」というニュアンスです。
・「正面に立つ」「直面する」から、中世フランス語 "afronter" では、「挑戦する」「侮辱する」という感情がこもりはじめました。これが英語に入って、正面からの挑戦 = 無礼な態度、侮辱➔ またはその行為そのものを指すようになったという事です。
・同じ語源を持つ単語としては、
-front(前面、正面)
-confront(直面する、立ち向かう)
「face(顔・正面)」に関連するイメージを持っています。
・「面と向かって立つ」→「公然と挑戦する、公然と無礼を働く」→「侮辱する」という感じです。
例文:The way he was treated at the hotel was an affront to his dignity.
No1870
barrage
発音:bərɑ́ːʒ(バラージ)
品詞:名詞、他動詞
意味:集中砲火、弾幕(=多数の弾丸を一斉に発射し、弾丸の幕を張ること)
解説:
・ラテン語のbarre「bar(横木)」が由来です。その後、フランス語の動詞 "barrer"(棒で塞ぐ、遮断する)と変化。
・「水をせき止める」、「道を塞ぐ」、つまり、「何かを一気にせき止める・防ぐ」というニュアンスから出発して、軍事用語として転用され、敵の進軍を阻止するために集中砲火を浴びせる(バラージュ射撃)➔ そこから一般的にも「大量に押し寄せるもの」というイメージに広がりました。
・同じ語源を持つ単語としては、
-bar(棒、障害物、酒場)→ 元は「道を塞ぐ棒」の意味
-barrier(障壁、バリケード)→ 道を塞ぐ構造物
-embarrass(困惑させる)→ もともとは「行き止まりにして動きを妨げる」という意味!
すべて「塞ぐ」「妨害する」イメージです。
例文:The film star was faced with a barrage of questions about his upcoming divorce.
No1871
brunt
発音:brʌ́nt(ブラント)
品詞:名詞
意味:矢面、(攻撃の)矛先
解説:
・古ノルド語(北欧系)brundr「突撃、衝突、突進」 由来で、ヴァイキング文化圏(スカンジナビア)の言葉がルーツだそうです。
・突進、突撃、衝撃から、中英語(12〜14世紀)では、「攻撃の主力、最初の衝撃」、現代英語では 「(悪いことの)矢面に立つ、最大の打撃・衝撃」→ 「攻撃や責任を一番強く受けること」の意味に広がりました。
・brundrを引き継いだ単語は殆ど無いようですが、関連した単語としては以下があります。
-brand「燃える剣、火→商品の〕商標、銘柄、ブランド」~ 中世では、(火で)物に焼き印を押す意味になり、近世から現代 にかけて、焼き印(商標)=商品・家畜・所有者を区別する印→ブランド(商品の固有名・信用の象徴)に変化したとあります。
・bear the brunt ofで「~の矢面に立つ」と言う意味だそうです。矛先の意味もあるので、剣の先がブランと(brunt)している、という覚え方もあるようです。
例文:The capital city bore the brunt of the enemy's bombing campaign. ※bear「耐える」
No1889
latent
発音:léitənt(レイタント)
品詞:形容詞、名詞
意味:潜在的な=現在は明確に現れていないが、将来的に現れる可能性がある
解説:
・ラテン語のlatere「隠れる、潜む、隠される」が由来で、つまり、「latent」はもともと「隠れて存在する、表に出ていない」というイメージを持っています。
・隠れている、目に見えない(物理的、心理的に)から、中世ラテン語で潜在している、まだ表に出ていない(特に精神的なもの)、中英語(14世紀頃)で潜在的な、表に現れていない、現代英語で「潜在的な、隠れているが存在する」と変化しました。
・latere由来の単語はそれほど多くは無いようです。
-lanthanum 「ランタン」 ~もともと他の鉱石(セリウム鉱石)の中にごく微量に隠れて存在していて、発見がとても難しかったため、「隠れているもの」というニュアンスで名前が付けられました。
-latent heat 潜熱 ~物質の相変化に伴い、温度変化なしに吸収または放出されるエネルギー
・語源は全く異なりますが、talent「才能、天賦の才」を思い出します。latentなポテンシャルを見出す=talent「才能」を見出す。
例文:All his latent hostility to his father was brought out by the incident. ※hostility「〔人に対する怒りに満ちた〕敵意、敵対心、反感」、bring out「〔才能・真価・特徴・秘密などを〕引き出す」