今日2023/11/2(Thu)は、spurn, improvise, mesmerize, redeem, congregate, censureです。
引き続き、英検1級でる順パス単（5訂版）のSection20です。
今日の単語も、実際の綴りと意味が合致しないのばかりです。censure「非難する」ってピンと来ないですね。この単語は、これらはすべてローマ帝国時代の人頭税の仕組みから来ているようで、人口調査官が各家庭に居住している人数を調べまわったことが語源になっているとあります。
ローマ帝国では家庭の中に存在する赤子から老人までの人数をあら捜して税金をかける仕組みをとっていました。当時も増税メガネみたいなのがいたんでしょうか？住民にとっては、このような役目をもっている人口調査官（censor=検閲官）は、高圧的でやっかいな存在です。そこからcensure＝非難、とがめる、というような否定的な意味が発生したとの事。なるほど、ローマ帝国の税の仕組みを知らないとピンと来ないですね。
さて、今日はもうすでに木曜日、明日から3日連休ですね。
No1919
No1920
improvise
発音：ímprəvàiz（イムプロヴァイズ）
品詞：自動詞、他動詞
意味：即興で演奏する、を即席で作る
解説：im-は「反対」の事でしょう、proは「前に、以前に」、visはvision「視力」、visual「視覚の」のように「見る」のイメージです。なので、「前もって見ない」→「その場で即興でやる」という事なんでしょうね。
例文：When the presentation slides malfunctioned, the manager had to improvise a speech to engage the investors.
No1921
mesmerize
発音：mézməràiz（メズマライズ）
品詞：他動詞
意味：を魅了する、に催眠術をかける
解説：18世紀のオーストリア人医師フランツ・アントン・メスメルに由来するそうです。彼は、自己暗示的な治療法を開発し、人々を催眠状態に誘導したとされています。という事で、名前のメスメルがそのまま動詞になったのです。
例文：they were mesmerized by his story
No1923
redeem
発音：ridíːm（リディーム）
品詞：他動詞
意味：（紙幣）を兌換す＝紙幣を額面金額と同価値の金銀貨または金銀地金などの正貨と引き換えること、を買い戻す、（名誉など）を回復する
解説：意味が沢山ある一番困る単語の一つです。ニュアンスは「悪い状態から良い状態へ戻す」です。で、re-は「再び」、後ろのdeemはdimere「取る、買う」の意味だそうです。例えばexampleですが、ex-は「外に」、amp≒eem「取る」、という事で、「外に取り出す」＝「例」だったわけです。
例文：After a successful marketing campaign, customers rushed to redeem their discount vouchers before the deadline.
No1924
congregate
発音：kɑ́ngrəgèit（コングリゲイト）
品詞：自動詞、他動詞、（形容詞）
意味：集まる
解説：con-は「一緒に」、gregateはラテン語のgregare「群れを作る、集まる」で、gatherですね。といことで、「集まる」です。
例文：Students congregate in the cafeteria during lunchtime to socialize and eat.
No1925
censure
発音：sénʃər（センシャ（ァ））
品詞：他動詞、（名詞）
意味：を非難する<for>
解説：censは「判断する」と言うイメージです。例えばcensorは「検閲官、検閲、センサー」で怪しい人間/モノがないか判断するという事ですね。検閲官が「ダメ！」と言って非難するのがcensureで、国民を検閲するとcensus「国勢調査」です。
例文：The politician was censured for his unethical behavior.
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