今日の2024/6/10(Mon)は、unscathed, flagrant, grueling, invincible, incessant, pedanticの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の2巡目です。忘れかけている、または忘れてしまった単語を中心に復習します。
今日の単語については、以下のような関連付けで頭に入れてますが、正直言うと難しいです。
unscathed → un-(not) + scar「傷跡」
flagrant → flare
grueling → gruel「薄い粥」
invincible → in-(not) + victory
incessant → in-(not) + cease
pedanticに関しては、うまい覚え方がないですが、「知ったかぶりする、学者ぶった」と言う意味で普通の会話でよく使われるようです。良い覚え方を研究する必要がありますね。
さて今日は、この後電車の中でいつものように英語の勉強です。
No1979
unscathed
発音:ʌ̀nskéiðd(アンスケイズド)
品詞:形容詞
意味:痛手を受けていない
解説:scathe「傷つける」の過去分詞にun-が付いたものですね。scatheと同じ語源を持つかどうかわかりませんがscar「傷跡」もあります。
例文:He seemed unscathed by the many years fighting his chronic illness.
No1980
flagrant
発音:fléigrənt(フレイグラント)
品詞:形容詞
意味:目に余る、極悪の
解説:ラテン語のflagrare「burn、燃える、輝く」が由来で、flare「〔発煙筒などの〕突然出る光[炎]」、flame「炎」、inflammable「燃えやすい」もここから派生したものです。元の意味の「炎上する、燃え上がる」が、転じて「目立つ、露骨な」→「極悪の、目立つ」になったのでしょう。
例文:Such flagrant disregard for international law will not be tolerated. ※disregard「無視、度外視〔気にかけないこと〕」
No1981
grueling
発音:grúːəliŋ(グルエリング)
品詞:形容詞
意味:極度にきつい、〔精神的・肉体的に〕つらい、過酷な、非常に骨の折れる
解説:gruel「薄い粥」ですね。「薄い粥」→「刑務所で出る臭い飯」→「きつい」でしょうか。gruelと聞くとglue「接着剤」の方を想像しますが、ご飯粒って、糊にもなるんですよね。
例文:The explorers were exhausted after their grueling journey across the mountains.
No1982
invincible
発音:invínsəbəl(インヴィンサブル)
品詞:形容詞
意味:不屈の、無敵の
解説:in-は否定です、vinciですがラテン語のvincere「to conquer(勝つ、征服する)」が由来で、victory「勝利」、convict「有罪と断定する」、convince「納得させる」もここから派生したものです。という事で、「勝利できない」=「勝つことのできない」→「無敵の」です。かつてのスペイン無敵艦隊」のことを英語では、the Spanish Invincible Armadaと言うのだそうです。
例文:The man we thought to be invincible suddenly died from heart failure.
No1983
incessant
発音:insésənt(インセサント)
品詞:形容詞
意味:絶え間ない
解説:in-はNot、後ろは、よく見るcedere「to go(行く), proceed(進む), come(目的地に向かって進む)」が由来です。という事で、行かないで、また戻って来てしまう=絶え間ない、です。もう一つはin-はNotで、後ろをラテン語のcessare「譲歩する、やめる」由来とみて、止めないという考え方もあります。ちなみにcease「止める」はcessareから派生したものらしいです。
例文:The teachers' incessant complaining made life difficult for the principal.
No1984
pedantic
発音:pidǽntik(ピダンティク)
品詞:形容詞、名詞
意味:重要でない事にこだわり過ぎる、学者ぶった、知識をひけらかす、枝葉末節にこだわる、衒学的な(=ある事項/事象に関して知識があることを、必要以上に見せびらかすこと又はその物言い)
解説:pedant「揚げ足取り」の形容詞形です。pedantは15世紀半ばのイタリア語の pedante「教師・校長」から派生したものらしいです。pedo, peda, pais, pediaは「子供」を意味するようです。校長とか、教師とか、子供とか教育、知識を連想させます。という事で、上記の意味になったのでしょう。
例文:My classmates and I found the professor to be pedantic in her lectures.