今日の2024/7/1(Mon)は、bail out, bank on, bargain on, barge through, bawl out, beef upの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection22の2巡目です。今日の熟語については、以下のようなイメージを持っています。
bail out = 保釈(bail)出来るように、最後まで(out)面倒を見る
bank on = お金(bank)を貸してくれる人の行為に乗っかる(on)
bargain on = 交渉(bargain)を続けて(on)、うまくいったと思う
barge through = ボート(barge)が困難を乗り越えて(through)進む
bawl out = 大声で(bawl)文句を言い切る(out)
beef up = 腕力(beef)を増して(up)強化する
いまいちbawl outがピンと来ません。そもそもbawlの意味がいまいちなのです。bawlには「大声で叫ぶ[泣く]、怒鳴る」の意味があります。ballとひっかけて、「広場でボール(ball)遊びをしていたら、近くの家の窓ガラスを割ってしまい、駆け寄ってきたおじさんに怒鳴られる。」=怒鳴る、ですかね。
No2107
bail out
発音:béil(ベイル)
意味:(企業など)を救済する、を保釈する
解説:bailは「保釈」の意味です。フランス語のbaille「保証人」に由来するようです。「保釈金を差し出して助けてやる」のイメージでしょうか、jailに入らないように。
例文:The central bank was criticized for bailing out companies that had made risky loans.
No2108
bank on
発音:-
意味:を当てにする
解説:普通に考えれば、いざお金が必要になったときに頼りになるのは銀行でしょうから、bankが出てきても不思議ではないです。onはrely onとかcount onのそれと同じ意味だと思いますけどね。
例文:The president always banks on the hardworking nature of his employees.
No2109
bargain on
発音:-
意味:(があるだろう)と思う
解説:bargainはバーゲンセールのバーゲンですが、「値切る、値段交渉する」の意味がもともとあたようですね。「高い服を買いたいから値段交渉をやっていて、安くなることを当てにしている」のように「当てにする」の意味もあるようです。つまり、楽観的な「思う」につながるのだと思います。
例文:The small political party warned the government not to bargain on their support of the new law.
No2110
barge through
発音:bɑ́rdʒ(バージ)
意味:をかき分けて進む
解説:barge自体は、もともと「小船、ボート」の事を意味してたようです。ハーバー=harbor「入り江」にいるバージ=bargeで覚えておきましょう。小舟が水をかき分けて進むのをイメージすればよいと思います。
例文:Guests had to barge through a crowd of journalists who were waiting for the pop star in front of the hotel.
No2111
bawl out
発音:bɔl(ボル)
意味:を厳しく叱りとばす
解説:bawl自体は、「牛のように低く鳴く」が元の意味らしいです。確かに「ぼーーー」は声が低くなります。で現代は、声を発することは同じですが、非常に大声で泣くことを意味しているようです。という事で、out「何かの外」がくっ付いて、大声で叱っていると言う感じでしょう。
例文:His teacher bawled him out for missing the math test.
No2112
beef up
発音:-
意味:を強化する
解説:beefと言えば肉ですが、腕力の意味もあります。upは、「その状態になる」ことを意味するためにつけるものですから、結局「強い状態にしておく」という事ですね。
例文:The company headhuntered a number of specialists in order to beef up its IT department.