curry

2021/3/23(Tue)はcurry です。

今日は"Japan unlikely to buy non-Western vaccine"と言う記事からです。

curry、そうですカレーです。でも全然違う意味があったんです。

さて、中国とロシアのワクチンですが、接種するのはちょっと怖いですよね。

なにせ、まだ十分なデータがそろっていないですし。

でも、ロシアのワクチンはファイザーなどのものと同等の効果を持ち、中国のワクチンもインフルエンザ予防接種くらいの効果はあるようです。

まぁ、データをしっかり開示しないと、日本では承認は下りないでしょうけどね。

 curry  

 発音 
kə́ːri (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
他動詞、名詞

 語源 
Etymology dictionaryによれば、late 13c., "to rub down a horse," from Anglo-French curreier "to curry-comb a horse," from Old French correier "put in order, prepare, curry," from con-, intensive prefix (see com-), + reier "arrange," from a Germanic source (see ready). とあります。

このcurry はフランス語を語源とする第2の意味「馬を櫛ですく」ということらしいです。favor も「味」のことではなく、「薄茶色の馬」を表すフランス語由来です。つまり馬の毛を梳いてやると馬が喜ぶので、そこから、他人のご機嫌を取る、おもねるという意味になったようですね。

 意味 

Oxford learner's dictionariesによれば、イデオムとして、curry favour with somebodyで、to try to get somebody to like or support you by praising or helping them a lotとあります。「(人)の機嫌を取る」、「(人)の顔色をうかがう」、ですね。

 記事 

Globally, there’s an intense race to secure COVID-19 vaccines, with many countries going to great lengths to curry favor with Beijing and Moscow to secure millions of doses to help overcome the pandemic. *1

 訳 

世界的に、COVID-19ワクチンを確保するための激しい競争があり、パンデミックの克服に向けて、何百万もの用量を確保するために、多くの国が北京とモスクワの機嫌をとろうと一生懸命である。

 補足 
go to lengthsって、「できることは何でもやる」と言う意味です。
help overcomeですが、help+原形不定詞になってます。help+to不定詞もあるようです。カジュアルな場合は原形が使われるという事ですが、原形不定詞を使う意味は、過程や方向感に気持ちがあるのではなく、最終的な結果に照準を当てているという事らしいです。

 

本日はこのあたりで。

 

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勉強の合間に甘いものはいいと思います。それにしてもおいしそうだったので思わず貼ってみました。

*1:The Japan Times 2021/3/23