fruition

2021/5/14(Fri)はfruition です。

今日は"Too cold to handle? Race is on to pioneer shipping of hydrogen."と言う記事からです。

クリーンエネルギーと言われている水素関連の開発が、各国で活発になってきているようです。

特に、その輸送手段について。 

主な課題は、マイナス253℃に冷やしておくことです。これって、液化天然ガスLNG)の輸送に必要な温度よりも約100度低いのです。

日本では、川崎重工業は、水素を輸送する世界初の船、スイソフロンティアをすでに建造しています。

試作品はテスト中であり、オーストラリアから日本までの約9,000キロの初航海が今後数ヶ月で見込まれているとのことです。

がんばれ、日本のエンジニアたち!

 fruition  

 発音 
fruʃən (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
名詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、early 15c., "act of enjoying," from Old French fruition and directly from Late Latin fruitionem (nominative fruitio) "enjoyment," noun of action from past-participle stem of Latin frui "to use, enjoy" とあります。

後期ラテン語の fruitionem、で、これはラテン語のfruiの過去分詞形を発祥とする動作名詞に由来するのでしょうか?いずれにしても、「楽しみ」という意味のようです。また、フルーツと語源は同じようです。「果物を味わい、楽しむ」の「楽しむ」つながりですね。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、the successful result of a plan, a process or an activity と説明があります。「達成、成就、実現」の事です。

 記事 

“It’ll be some years before these projects come to fruition, but if hydrogen is to be a part of the future fuel mix then we have to begin exploring all possibilities now.” *1

 訳 

「これらのプロジェクトが実現するまでには数年かかるでしょうが、水素が将来の混合燃料の一部となるのであれば、私たちは今、すべての可能性を探求し始めなければなりません。」 

 補足 
come to fruitionは、イデオム化してます。「実を結ぶ」の意味です。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2021/5/14