whisk off, wind down, wipe out, wolf down, worm one's way out of ~

今日の2024/1/11(Thu)は、whisk off, wind down, wipe out, wolf down, worm one's way out of ~の全部で5つの熟語です。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection24です。

昨日も出て来たwhiskが個人的に難しいです。干し草やわらを束ねたもの、ほうき、ブラシなどの意味があったそうで、それらを使ってさっと掃除すると言う動きが由来のようです。昔は、泡立てるのも、干し草などを束ねたものを使って、泡立てていたのかもしれません。そこから「〔卵やクリームを〕泡立てる」になったのでしょう。

料理に詳しい人であればwhiskはピンと来るかもしれません。私にはwhiskに似たような単語もなく、なかなか頭に定着しなさそうな単語です。

 

 No2391 

whisk off

発音:whisk:hwsk(ィスク)
意味
:~をさっと連れて行く
解説whiskは「〔~を〕素早く[さっと]動かす、〔卵やクリームを〕泡立てる」の意味ですから、これにoff「離れて」の意味がついて、「さっと連れ去る」になるのでしょう。

例文:She was delighted when her father appeared and whisked her off to an expensive restaurant.

 

 No2392 

wind down

発音:wind:wind(インド)
意味
:徐々に終わる
解説:windは「巻く」の意味ですね。電気工学科出身の人であればwindingが「巻線」のことであるのは知ってるはずです。downがつくことで、unwindとほぼ同じ意味になるのですね。「思いっきり巻いていたのを緩める」=「リラックスする」、「思いっきり巻いていたのを緩めて力を抜く」=「終わりに近づく」ってな感じでしょうか。
または、wind downは「〔巻いたねじ・ぜんまい・緊張などが〕緩む、ほどける」の意味から「緊張がゆるむ、リラックスする」の意味もあります。それまでピンと張りつめていた緊張がほどけて、緊張状態が終わる、の終わる、という事でしょうかね。

例文:The party started to wind down around 7:30, far earlier than the planners had expected.

 

 No2393 

wipe out

意味:~を撲滅する、~をひどく疲れさせる
解説wipeと言えば「〔汚れなどを〕拭く、拭う、拭き取る、一掃する」でしょね。これにoutが付いて、「拭き去る」→「撲滅する」でしょうね。また、「人の意欲を拭き去る」から「疲れさせる、打ちのめす」になったのでしょう。

例文:Thanks to the vaccine, the diseases has now been almost completely wiped out in Africa.

 

 No2394 

wolf down

意味:~をがつがつ食べる
解説:wolfと言えば「オオカミ」で、動詞では「がつがつ食べる」の意味もあります。狼の速さと欲望から食べる様子を連想させる言葉です。downは食べ物を体の下の方(down)に、つまり胃に運ぶ感じでしょうか。

例文:She told her son not to wolf down his food so quickly.

 

 No2395 

worm one's way out of ~

意味:~をまんまと逃れる
解説wormと言えば「ミミズ」を思い浮かびます。動詞では「を這うように進む」です。ミミズはゆっくり移動しますから、「気づかれなうちに、どこかへ行っている」=「うまいこと逃れる」でしょうか。

例文:He wanted to worm his way out of visiting his wife's parents, but he could not think of a good excuse.

 

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