本日2019/11/24(Sun)分でantagonismです。
今日の新聞を読んでいたら、韓国と中国に関する記事が多くあり、その中で数か所この単語がありました。
だいたい、想像つきますが。
- 発音:æntǽgənìzəm(赤字がアクセント)
- 品詞:名詞
- 語源:古期ギリシャ語のantagonisma。因数分解すると、前半のant[i]がagainst、後半のagonはto contend for a prize、ismaはismの事だと思いますが、「主義、主張、流儀」 という接尾語ですね。
- 意味:hate, extreme unfriendliness, or active opposition to someoneという事で、言うまでもなく、敵意
- 使用例
Experts point out that bilateral relations still face a rocky road ahead in overcoming the two sides' long-standing antagonism over history.*1
専門家らは、歴史問題で相容れない状況を打開するには、日韓両国は今後もまだ難しい問題に直面するだろうと言っている。
使用例の訳は、だいぶ各単語のコアな意味からかけ離れてしまいました。
最初は、「専門家らは、日本と韓国の関係は長年の歴史に関する敵対を克服するには今後もまだ苦難の道に直面するであろうと指摘している。」と訳したのですが、ダッサイので変えました。
使用例の英語の一部も曖昧で、「antagonism over history」って歴史の何に関する敵対なのか?が書かれていないです。
また、「bailateral relation still face」って、関係が直面するって、これまたよくわからない。きっと、二国間が今後関係改善を目指して協力していくが、・・な問題に直面する・・」なのでしょうね。
今回は背景は簡単ですが、やっぱりいろんな状況や背景を理解していないと綺麗に訳すのは難しいですね。
では、良い日曜の午後を!
*1:The Japan Times 2019/11/24