weather

2019/12/14(Sat)はweatherです。

だれでも知ってるこの名詞。でも今日紹介するのは動詞なんです。意味を想像できますか?

 

weather

    • 発音wéðər(赤字がアクセント) 

    • 品詞:他動詞

    • 語源:古期英語の wederが、名詞のweatherのご先祖様のようです。

      1650年ごろから、come through safelyという意味の動詞になったようです。1600年と言えば、大航海時代でしょうか?

      とすると、「船が悪天候の中でなんとか帰ってきた」のニュアンスのある動詞だと思います。

    • 意味:to deal successfully with a difficult situation or a problemという事なので、予想した原義に近いですね。「(苦難など)を乗り越える」という意味です。

    • 使用例:
      But there were some bright signs. Non-manufacturers' sentiment appeared to weather the hit from October's sales tax hike, with companies maintaining robust capital expenditure plans.*1

      しかし、いくつか明るい兆しが見られる。非製造業は、堅調な設備投資計画を維持しており、10月から始まった消費税増税による打撃を乗り切ったと考えているように思われる。

 使用例のappear toはよく出てくる表現です。「~と思われる」と訳せば良いです。


また、sentimentも良く出てきます。意味は、a thought, opinion, or idea based on a feeling about a situation, or a way of thinking about somethingなので、人の感覚による考えとか意見とかのことです。そのまま直訳すると、意味は分かるのですがぎこちない日本語になるので、「・・・乗り切ったと考えていると思われる」としました。まぁ、こっちもいまいちなのですが。


さて、乗り越えると言えば、「50代の危機」ってありますよね。

50台は、後輩に役職を譲ったり、異なる職場へ異動させられたり、出向になったり、年俸が減ったり、とモチベーションのダウン、漠然とした将来への不安、社内である種の”負け”感を克服できないなど、自分と葛藤しなければならない難しい年代です。

私も周りみると、葛藤した結果なのか、同期の人はかなり減っている状況です。子会社や関連会社へ転籍したり、まったく異なる業界に転職したりと。それはそれでかなりの苦労もあるかと思います。

自分をうまくコントロールしないと、大変なことになります。現に何年か前に、同じ部署で50代の数人が自殺してましたし、会社に来なくなった人は当然、この年代がいかに難しいかわかります。これ、ちなみに全員役職者です。

私もアラフィフを通り越して50代中なので、いろいろと悩み考えてます。はっきりとはわかりませんでしたが、ある時期、かなりのクライシスの状況にいたのだと思います。

でも最近、すこしづつ好転し始めてます。社内外で新しいことに立ち向かっているのと(そうせざるを得ないのですが)、余計なプライドを捨ててラーナーとなり、もう一度別の技術で職人になることにしたからです。

すると、精神的に楽になりました。

更にモチベーションを上げるためにも、大学院で経営と計算機科学を学んで今後の自分の小ビジネスに生かしたいと考えてます。

でも、有名な求人サイトには登録してますが。。。。。

*1:The Japan Times 2019/12/14