2019/12/28(Sat)はuncoverです。
coverにunがついているので、容易に想像できます。
uncover
- 発音:ʌnkʌ́vər(赤字がアクセント)
- 品詞:他動詞
- 語源:まずcoverはラテン語のcooperireから来ていて、因数分解すると、接頭語のcoが強調の意味、そのあとに続くoperireがhideの意味だそうです。
この語源を持つcoverにunがくっついたものです。比喩的な意味で使われていたようで、14世紀にまで遡る歴史のある単語です。 - 意味: to remove something that is covering somethingと言う意味と、そこから容易に想像がつく to discover something that was previously hidden or secretがあります。
前者は「~からカバーやふた、覆いを取る」、後者は「(秘密)にされていたことなどをdiscoverする」です。
似たよう意味を持つ単語が沢山あります。
clarify ですが、これは混乱を生じているもの、疑念のあるもの、不確かなもの、をはっきりさせるという意味です。よく外人さんとの会議で使います。
reveal は 秘密にされていたものを他人に知らせえるというニュアンスです。
unveil は 障害を取り除き、隠された真実を見せる。新しい計画や、新しい商品を明らかにするというでよく使われますね。 - 使用例:
An internal probe by Japan Post uncovered 12,836 suspected breaches of law or in-house rules as of Dec. 15, with 670 of those cases confirmed.*1
日本郵政公社の内部調査で、12月15日現在、法律または社内規則に違反すると疑われるものが12,836件ある事がわかった。このうち670件は違反であると確認された。
郵便局ってとんでもないことをしていたんですね。田舎では、郵便局ってとっても信頼が厚い団体なので、田舎出身の私にはびっくりでした。
変なブラック企業じゃあるまいし、契約件数がノルマになっていたという事です。
記事によれば、何とか契約を取ろうとするあまり、結果として、一時的に保険でカバーされない空白の期間が出来たり、お客に2倍の保険料を課したり等が起こったようです。被害者のほとんどが田舎の高齢者と聞いているので、うまくだませるとでも思ったのでしょうか?
また、契約を取れないと、上司が皆の前で叱責するなどパワハラまがいの事も行われていたとのこと、驚きます。
とにかく、今回のように無理な目標設定は本当に良くないと思います。
いちじき、ゴーン容疑者のコミットメント経営が雑誌によく出てましたが、その目標値が努力してできるものならいいですけど、だいたいは無理な内容なのではないでしょうか?
目標達成度に応じて人事評価がなされている会社はたくさんあるとは思いますが、まず目標を設定する時点でしっかり考えないといけない訳です。各社いろいろなツールを使っていると思いますが、非常にうまく機能している例はないと思ってます。
さて今年もあと3日になりました。
5月1日からこの英語学習を目的としたブログを初めてとうとう8か月がたとうとしています。これからも、めげずに続けていきたいと思います。
では、本日はこれにて。
*1:The Japan Times 2019/12/28