2019/12/29(Sun)はconduciveです。
形からして何かの形容詞形だと思いますが、意味を想像できません。
conducive
- 発音:kəndjuːsɪv(赤字がアクセント)
- 品詞:形容詞
- 語源:conduce+iveと分解できますので、語源はconduceを調べた方が良いです。
conduceはラテン語のconducereが起源のようです。因数分解するとcon(toetherを意味する接頭語)+ducere(lead)となります。
原義的には、「一緒になってある所に導く」でしょうか? - 意味: providing the right conditions for something good to happen or existという事で、「貢献する」というのが一番フィットします。「資する」とか「助けとなる」という事でしすね。
conducive toの形で使われます。 - 使用例:
Although the revised clauses are not many, they are of great significance and are conducive to optimizing the investment environment for Taiwan compatriots in the mainland and to further expand economic and trade exchange and cooperation between the two sides.*1
修正された条項はそれほど多くないが、それらは重要であり、台湾本土のビジネスマンの投資環境を最適化することにつながり、また両国間の経済貿易交流と協力をさらに拡大することになる。
compatriotは afellow citizen or national of a countryの意味です。
使用例のand to further expan・・ですが、この主語はtheyつまり修正された条項の事と理解してます。
つまりbe動詞+to不定詞構文です。義務か予定の意味だろうと考えて、「・・をさらに拡大することになる」と訳しました。
今日の記事は何やら小難しい中国の「外商投資法」が香港やマカオと台湾の企業にも適用されるという内容を説明したものだと思います。
詳しいことはわかりませんが、来年1月11日の台湾総統選挙をにらんで、台湾の中国寄りの候補者を盛り立てようと中国が揺さぶりをかけているような気がします。
なんといっても中国の最終ゴールは台湾を中国のコントロール下に置くことですから。
そのために、これまで、中国は蔡氏の台湾にいろんな嫌がらせをしてきましたよね。
さて、その選挙ですが、立候補者は3名で、現総統の蔡氏、中国に対して融和的な張氏、そしてこれまた中国に融和的な宋氏です。ちなみに総統の任期は4年だそうです。
個人的には、蔡氏には頑張ってほしいですが、中国は台湾の最大の貿易相手国であり、2018年で226億ドル規模だそうで、経済的な観点では中国寄りの候補者に軍配があがりそう。
一方で、現在、台湾は中国依存が進まないように東南アジアへの投資を活発化させています。また、台湾国民は自分を中国人とは思っていないようなので民意は蔡氏ですかね?
日本としても、同じ民主主義で、親日国である台湾とは、防衛の観点でも仲良くしていきたいので、どこかの半島の国のようにレッドチームに入らないように祈りたいです。
*1:The Japan Times 2019/12/29