2020/1/4(Sat)はjoltです。
今日の朝刊一面にゴーン被告の記事がありました。
これによると、インタポールがゴーン被告を国際手配しましたが、これは逮捕令状ではなく、またレバノン政府にゴーン被告の逮捕を要求していないとのことです。
レバノン国民は(最初は)ゴーン被告を英雄扱いしてましたが、逮捕後は少しムードが変わってきたようです。悪いことをしても、お金があれば刑事責任を逃れることができるという不公平な扱いに対する怒りをレバノン国民も感じていると思われます。
トルコ政府は刑事告訴してますが、どのようにしてレバノンに入ったのか、また今後予定されている会見で、何を言うのか非常に楽しみです。日産関係者でびくびくしている人もいるでしょうね。
今日はこの記事にあった単語からです。
jolt
- 発音:dʒóult(赤字がアクセント)
- 品詞:他動詞、自動詞、名詞
- 語源:ちゃんとわかっていないようですが、中期英語のjollenらしいです。
knockとかbatterの意味です。
意味: Oxford learner's dictionaryでは、to give somebody a sudden shock, especially so that they start to take action or deal with a situationという事で、
「~を驚かす」ということになります。急に叩かれたりしたら、そりゃ驚きますよね。原義とシンクロします。
もう一つ、abruptly shake somethig の意味もあります。 - 使用例:
Ghosn's arrival in Lebanon jolted the nation, already in the midst of a crippling political impasse and its worst economic crisis in decades.*1
ゴーン被告のレバノンへの逃亡は、そのレバノンを驚かせている。レバノンは深刻な政治の行き詰まりや、ここ何十年で最悪の経済危機にまっただ中にある。
impasseはフランスから輸入された英語で、a difficult situation in which no progress can be made because the people involved cannot agree what to do と言う意味です。ちなみにアクセントは最初のiにあり、最後のeは発音しないです。
cripplingも良く出てきますね。動詞形はcrippleで、不自由にするとか、無能にするとか、機能などを損なわせるの意味です。
使用例は、seriously damaging or harming somebody/somethingの意味で使われていると思います。
今日の新聞の一面は、ゴーン容疑者のインターポールによる指名手配、イランの指導者のアメリカ軍による殺害後の自衛隊中東地域派遣が危険であると言うの話、カジノに関する収賄、そして渋谷駅の改修の記事でした。
やっぱり、このゴーン容疑者の逃亡が一番腹立たしいです。
レバノンでキャロルとかいう奥さんとワインを飲んでくつろいでいる画像がアップされてましたが、ますます頭にきます。
やましいことがなければ、日本でちゃんと裁判で戦えばよいと思うのですが。
こういう人にお金を吸い取られた日産自動車、直接彼と話をして会社の経営を担っていた役員たちにも大きな責任があると思いますよ。
その時の中枢にいた人たちは、「役員にやれって言われたからやった」と言うと思いますが、それだけで済まないような気がしているのは私だけでしょうか?
日産内部の事は良くわかないのですが、当時の日産社内で行われていたことについての暴露本を書けばすぐベストセラーにな気がします。
★21世紀型ライフスタイルマニュアルAmazon1位獲得記念キャンペーンです。
この本で、仕事に対する価値観が変わるかもしれません。特に中高年の方は何か今後生きるうえでヒントが得られると思います。
★フィリピン留学が効果的なようですが、下記は講師全員がTOEIC900点以上
で特に日本人に特化したカリキュラムです。
*1:The Japan Times 2020/1/4