(be) to blame for

2021/2/7(Sun)は(be) to blame for です。

今日は"Don't give up on remote work"と言う記事からです。

今日は単語ではないです。

この to blame forですが、blameは他動詞で「~を非難する」や「~に責任を負わせる」という意味なのですが、目的語もないし、文法的な解釈がわからないままでした。

さて、テレワークですが、大方の人が賛成なのではないでしょうか?

重要だと考える仕事により多くの時間を費やすことができますし。

このパンデミックはさらに数ヶ月続くでしょうから(その後もテレワークは継続されるでしょう)、それまでにちゃんと慣れておきましょう。

 (be) to blame for  

 

 説明 

先ず、be動詞+to不定詞なので、これは以下の5つのどれかになります。

1.予定「~する予定だ」
2.義務「~すべきである」
3.可能・不可能「~できる」
4.運命「~する運命だ」
5.意図「~するつもりだ」

まぁ、これは良いとして、問題のblameですが他動詞しかないので目的語がないと成立しません。(be) to be blamed for であれば、非難されるべきであるとか、責任を負うべきであるとか、と訳せてすっきりするのですが、この使い方はなさそうです。

色々調べてみると、なんと、"In the 16-17 centuries, 'to' was misunderstood as 'too' and 'blame' was taken as an adjective"と言う解釈にたどり着きます。つまり、toはtooで、blameは他動詞ではなくて、責任があるという形容詞と誤解されたと。

つまり、(be) to blame forは、(be) too blame forで、「~に対して、すっごく責任がある」という意味になるわけです。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、イデオムとして to be responsible for something badと言う説明があります。言うまでもなく「~の責任がある」です。例文がありますので、書いておきます。 A spokesman said that bad weather was partly to blame for the delay.

(be) to blame forは、誤解で生じた文章ですが、覚えるしかないですね。。

 記事 
One thing that’s probably not to blame for your negative attitude toward remote work is your personality. *1

 訳 
在宅勤務に対する消極的な姿勢のせいではないものの一つが個人の性格である。
 補足 
結局この記事は、Your personality is probably not to blame for your negative attitude toward remote work.で、テレワークへの積極性・消極性は個人の性格にはよらない、という事を言いたいのだと思います。

 

本日はこのあたりで。

 

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勉強の合間に甘いものはいいと思います。それにしてもおいしそうだったので思わず貼ってみました。

*1:The Japan Times 2021/2/7