2021/6/2(Wed)はdearth です。
今日は"Japan to start COVID-19 vaccinations at workplaces and universities on June 21"と言う記事からです。
dearthって、あまり見ない単語です。
とうとう、6月21日から職場や大学でCOVID-19ワクチン接種が始まります。
今年、本当にワクチン接触ができるのかどうか心配してましたが、何とかこのような段階に来たのですね。
企業や大学などの協力で接種を受ける方が増えていけば、市町村が実施する一般接種もより受けやすくなり、接種の加速化が期待できるわけです。
いよいよ、コロナ禍の終わりが見えてきた気がします。
dearth
発音
də́ːrθ (赤字がアクセント)
www.oxfordlearnersdictionaries.com
品詞
名詞
語源
Etymology Dictionaryによれば、abstract noun from root of Old English deore "precious, costly" (see dear) + abstract noun suffix -th とあります。
ゲルマン語が由来のようで、 dear「高価な」に、形容詞や動詞から名詞を作るときに使う接尾辞のthがついたようです。dearですが、今は使われていない意味として、「得がたい、まれな、品薄の」がありますが、これが意味を知るうえでヒントになりそうです。
意味
Oxford Learner's Dictionariesによれば、dearth (of something)や a lack of somethingの形で、 the fact of there not being enough of と説明があります。「不足」です。lackの事です。
記事
According to Kato, companies and universities will be responsible for securing venues and medical personnel to administer the vaccines. A dearth of doctors and nurses to give shots is one of the key factors behind Japan's slow inoculation program, lagging behind other developed countries. *1
加藤官房長官によると、ワクチンを投与する場所や医療関係者の確保は、企業や大学が責任を負う。注射を打つ医師や看護師の不足は、他の先進国に遅れをとっている日本の接種プログラムの背後にある重要な要因の1つである。
本日はこのあたりで。
*1:The Japan Times 2021/6/2