intrigue

2021/8/7(Sat)はintrigue です。

今日は"New buyers take the sting out of China’s ban on Taiwanese pineapples"と言う記事からです。

intrigueは復習になると思います。

さて、中共が台湾産パイナップルの輸入を突然禁止したのは、台湾の蔡英文総統の政治的地盤を弱体化させる試みだったようです。

が、その意図とは逆の結果を示しているようです。

中国への輸入停止後、日本への輸入もありパイナップル輸出はかなり好調なようです。

3-6月の対日出荷は前年同期比で8倍余りの1万6556トンに急増しています。台湾内での消費を促す呼び掛けも寄与しているようです。

中共が台湾に意地悪をすればするほど、韓国を除く、日本はじめG7に代表される民主主義国家の団結が強くなる構図になっているのでしょうか?

 intrigue  

 発音 
《動》intrːg 《名》ntriːg (赤字がアクセント)

以下は名詞の場合です。

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
名詞、他動詞、自動詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、1610s, "to trick, deceive, cheat," from French intriguer (16c.), from Italian intrigare "to plot, meddle; perplex, puzzle," from Latin intricare "to entangle, perplex, embarrass" とあります。ラテン語のintricareが語源です。「絡ませる、もつれさせる」という意味のようです。 接頭辞のin-「~の中に」と語幹のtricae「障害物」に分解できます。tricareはtroubleのご先祖様です。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、 the activity of making secret plans in order to achieve an aim, often by tricking people、a secret plan or relationship, especially one that involves somebody else being tricked と説明があります。「陰謀」です。本当かどうかわかりませんが、古くから、女性は髪で男性の好奇心をそそって、誘惑して陥れたという事のため、現在では、名詞では上記の意味に、自動詞で「陰謀を企てる」、他動詞では「好奇心をそそる」という意味になったと言われてます。

 記事 

Japan has now replaced China as the major overseas destination for Taiwan’s pineapples. While it’s unclear how long the ban will last — the shift may well reverse once the restrictions are lifted — the humble tropical fruit has become an unlikely symbol of defiance in the region’s geopolitical intrigues. *1

 訳 

日本は現在、台湾のパイナップルの主要な海外の消費地として中国に取って代わっています。輸入禁止がいつまで続くかは不明で、この禁止が解除されると元に戻る可能性がありますが、質素このなトロピカルフルーツは台湾の地政学的な陰謀における反抗の象徴とはなりそうもないと言えます。

 補足 
humbleは、「謙虚な、控えめな」といった意味ですが、これは良い意味と、「つまらない、質素な」といった少しネガティブな意味でも用いられる言葉です。記事は良い意味で使われていると思います。defianceは、the act of openly refusing to obey somebody/somethingの事です。defy「逆らう」の名詞形です。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2021/8/7