absurdity

2021/9/20(Mon)はabsurdity です。

今日は"COVID-19 was meant to start a remote work revolution in Japan — that didn't happen"と言う記事からです。

absurdityは、レベルは10で、英検1級以上の単語です。まぁ、見たことないですね。

さて、今日の記事は、3年前、大阪から豊かな自然で知られる奈良県の小さな山輪の街である五条に引っ越した人の話でした。

まだ、コロナ禍前なので、これは時代を先取りした動きでした。

混雑した通勤電車を避けて、週末のカヌーを楽しむことができたけど、1つだけ不満があるとか、それは会社がリモートで働くことを許可していないのだそうです。

「会社へ来てこそ、仕事なのである」的な古~~い思想を持ったおじさんたちが上司や役員だとこうなりますね。特に中小企業で顕著だそうです。

政府はレストランやバーは早めに閉店し、アルコールの提供を控えるようほぼ強要してますが、一般企業には、その従業員に就労オプションを提供することを強要していません。

日本の全企業の99.7%は中小企業で、これらの企業は労働人口の約70%を雇用しているわけですから、真面目にリモートを推進し、実現しないとコロナは広がるし、若い人も中小企業に振り向かなくなります。

若者が会社を選ぶときの重要なポイントはリモートできるかどうかだそうです。

つまり、「御社はリモートワークが可能ですか?」で「いいえ」となると、若者は「じゃー、いいですぅ」となるわけです。

 absurdity  

 発音 
əbsə́ːrdəti (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
名詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、late 15c., absurdite, "that which is absurd," from Late Latin absurditatem (nominative absurditas) "dissonance, incongruity," noun of state from Latin absurdus "out of tune;" figuratively "incongruous, silly, senseless" とあります。ラテン語のabsurdusが由来です。 absurdusは、ab-が「離れて」または単なる強調 + surdusが「耳(音)の聞こえない、耳をかさない」の意味だそうです。耳が聞こえないくらい話が通じないというニュアンスでしょうか。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、the fact of being extremely silly and not logical and sensible と説明があります。「不合理」、「不条理」、「ばかばかしさ」、「ばかげたこと」です。耳が聞こえないくらい話が通じないと言う語源に通じます。

 記事 

“But it reaches a point of absurdity when 10 of us crowd into a meeting room wearing masks to video chat with a client who is working remotely,” she says. “I don’t think the government can achieve the 70% reduction goal.” *1

 訳 

「しかし、私たち10人がマスクを着用して会議室に集まり、リモートで作業しているクライアントとビデオチャットを行のは、不条理の域に達している」と彼女は言います。「政府が70%の削減目標を達成できるとは思いません。」とも。

 補足 
crowd intoは、想像できます。to put many people or things into a small spaceの事です。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2021/9/19の記事