avert

2022/3/31(Thu)はavert です。

今日は"Japan’s top power producer Jera makes bet on ammonia and hydrogen"と言う記事からです。

avertはレベ9、英検1級以上、TOEIC® L&Rスコア950点以上の単語です。

さて、皆さんはJeraと言う会社をご存じでしょうか?東電フュエル&パワー株式会社と中部電力がそれぞれ50%づつ出資している発電の会社です。

日本の電気の約3割を作っている日本最大の発電会社だそうです。

この発電会社は、炭素のない未来を実現するためアンモニアと水素による発電方式を実現しようとしています。

確かに、太陽光発電風力発電は日本の土地柄、欧米ほど多くの電力量を賄う事は出来ないため一理あると思います。この前の電力危機を体験しての通り。

アンモニアから窒息をとると水素ができるので、-250度で運ぶ水素に比べて、-30度で運搬できるアンモニアの形で輸入するほうがコストもかからない気もしますね。

 avert  

 発音 
 (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
他動詞、自動詞、名詞、形容詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、Latin avertere "to turn away; to drive away; shun; ward off; alienate," from ab "off, away from" (see ab-) + vertere "to turn" (from PIE root *wer- (2) "to turn, bend"). とあります。ラテン語のavertereが語源です。ab-は「離れて」、vertereは「向く」なので、「向きを逸らす」みたいな感じだと思います。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、to prevent something bad or dangerous from happening と説明があります。「~を避ける、回避する」です。なんとなく語源とつながり気がします。

 記事 

The specter of a power outage affecting millions of households in the Tokyo metropolitan area was averted by a hair’s breadth last week, but it nonetheless served as a stark reminder of the importance of having sufficient backup power supplies to tide over unexpected thermal plant shutdowns when hit by major earthquakes. *1

 訳 

先週の首都圏の何百万もの世帯に影響を及ぼした停電の懸念は、間一髪回避されました。とは言え、このことは、大きな地震が発生した時の予期しない火力発電所の停止を乗り切るのに十分なバックアップ電源を用意することの重要性をはっきりと思い出させました。

 補足 
by a hair’s breadthですが、breadthは「幅」と言う意味なので、hair's breadthで「髪の毛の幅の程度」⇒「きわどい」という事で、by a hair’s breadthで「間一髪」と言う意味になります。tide overは、「~を乗り切る」です。

 

本日はこのあたりで。

 

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*1:The Japan Times 2022/3/29の記事