flat-footed

2021/10/3(Sun)はflat-footed です。

今日は"Japan utilities help ease China fuel crisis — at a tidy profit"と言う記事からです。

flat-footedの単語レベルはよくわからなかったですが、私はこの単語を知りませんでした。

さて、中国ではかなりの電気不足が起きてるようですね。

燃料のLNGが足りなくなって、日本の電力会社からも買うようです。しかもかなりぼったくりの値段で。電力会社は”うはうは”ですかね?

環境問題で石炭を焚くわけにもいかず、ましてやオーストラリアと喧嘩している最中なので買う訳にもいかない。

一方日本は、今年の夏は電力需要がそれほど逼迫しなかったし、原子力も稼働を始めているのでLNGの在庫は結構あるはず。中国に再販売してるくらいですから。

なんで電気・ガスの全社が2か月連続で値上げするのでしょう。

 flat-footed  

 発音 
flæt  fʊtɪd (赤字がアクセント)

www.oxfordlearnersdictionaries.com

 品詞 
形容詞

 語源 

Etymology Dictionaryによれば、c. 1600, "with flat feet;" see flat  + foot . とあります。「扁平足の」の事なんでしょうね。偏平足だと「素早く動けない」ので、そこからいろんな意味に派生しそうな予感です。

 意味 

Oxford Learner's Dictionariesによれば、without naturally raised curves (= arches) under the feetは勿論、not prepared for what is going to happen と説明があります。前者は「偏平足の」です、後者は「準備不足の」ですが、これらの意味意外ですと「(素早く動けずに)ぶざまな、ぎこちない、警戒を怠って、油断して、不意を突かれて、断固として妥協しない」があります。素早く動けないから来る訳ばかりです。

 記事 

Faced with a shrinking population and increased nuclear power generation, Japan — the world’s top LNG importer — has seen declining demand for natural gas. After getting caught flat-footed by last winter’s frigid temperatures, the utilities are now finding themselves in a sweet spot. *1

 訳 

人口の減少と原子力発電の再稼働もあって、世界最大のLNG輸入国である日本では天然ガスの需要が減少している。昨年冬の極寒の気温による電力需要増加に追い付けかったことがあった後、今、電力会社などは、絶好の機会であると気づいています。

 補足 
get caughtに形容詞のflat-footedがついてますが、ちょっと解釈に苦しみます。caughtは補語でgetの後において「捕まった状態になる」という事を意味していると思いますが、その後にいきなり来る形容詞はどういう文法的な解釈をすれば良いのでしょうか?状況を説明する分詞構文のような形容詞構文、つまりbeing  flat-footedのbeingが省略された形だと思うのですが。どうでしょう。
frigidはvery coldの事です。

 

本日はこのあたりで。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

*1:The Japan Times 2021/10/2の記事