今日2023/10/29(Sun)は、pique, berate, infatuation, allegory, affront, egregious, vehementlyです。
英検1級でる順パス単(5訂版)のSection19です。記憶がいまいち定着していない単語を復習してみます。
やはり、Sectionが後ろのほうになると、難しい単語が多いですね。今日はSection20の予習を中心にやりたいと思います。
No1819
pique
発音:píːk(ピーク)
品詞:他動詞、自動詞、(名詞)
意味:を立腹させる、を刺激する
解説:フランス語のpique「刺し、刺激、イライラ」と関連があるようです。そう言えばスパイクと言えば、特に陸上部のそれは先が尖っていますよね。尖ったもので突かれたら誰でも腹を立てます。そもそもフランス語のpique「チクリと刺す」というのに由来しています。「チクリと刺す」→「刺激する」→「怒らせる」のようです。
例文:He was piqued that his offer was rejected.
No1832
berate
発音:biréit(ビレイト)
品詞:他動詞
意味:を叱る、を責め立てる=blame、rebuke、reprimand、reproach
解説:be-は名詞などを動詞化するものでしょうか?rateは「叱る」の意味だそうです。どちらかと言うと「順番をつける」の方が強いと思いますが、成績の順番・順位が出ると大概は親に叱られますよね。be right!「ちゃんとしろ」とberateするでも良いです。
例文:He berated her for not doing her homework.
No1842
infatuation
発音:infæ̀tʃuéiʃən(インファチュエイション)
品詞:名詞
意味:夢中になる事<with>
解説:fatuous「愚かな」が入ってます。in-は「中に」でしょうから、理性の制御を超えた愚かな情熱を心の中に引き起こす=夢中になる、ですかね。fatuousですが、やはりfatの人は自制心がなくて愚かなのかなぁ?全く関係はないと思いますが、infant「幼児」と少し似てますね。私もそろそろ孫ができる年になってきてますが、じじばばは孫に夢中になります。
ラテン語のfatuusに「馬鹿」と言う意味があるようです。「心の中から馬鹿になる」→「夢中になる」ですね。ちなみに、米の俗語で汚い言葉ですが、fat-assは「でぶっちょ、ふとっちょ、馬鹿、間抜け」の意味です。
例文:Her sudden infatuation with the famous actor made her dream about meeting him every day.
No1865
allegory
発音:ǽləgɔ̀ri(アラゴリ)
品詞:名詞
意味:寓話(=物語の形を借りて、ある教訓や意見を言い表したもの)、例え話
解説:allegを見るとallegedly「伝えられるところによると」に似てますね。寓話は伝えられますからね。ちなみに、allって「他のもの」と言う意味があるようです。例えば、allergy「アレルギー」がそうで、allos「他者の、異物」+ergon「はたらき」という事です。またちょっと綴りが異なりますが、alien「エイリアン」もそうです。
例文:The novel uses a historical event as an allegory for modern society.
No1869
affront
発音:əfrʌ́nt(アフロント)
品詞:名詞、(他動詞)
意味:(公然の)侮辱
解説:a-は「に向かって」でしょうね、frontは「正面」、という事で、「敵に対して、正面に向かい合って」=「面と向かって」相手を侮辱する、という事でしょうか。「面と向かって」ということで、おおっぴらな侮辱のニュアンスなんでしょう。ラテン語の「ad frontem」という言葉から来ており、これは「顔面に向けて」という意味で、敵意や侮辱を伴う行為を指します。
例文:He was so embarrassed by his affront that he wanted to hide his face.
No1876
egregious
発音:igríːdʒəs(イグリージアス)
品詞:形容詞
意味:実にひどい、途方もない
解説:e-は「外に」、後ろはラテン語のgregareは「集団」から来てます。で、gregは「集める」のイメージです。例えば、aggregator「収集する人」、congregational「集会の」、conglomerate「複合企業、集合体」とかですね。これて、もとは「群れの中で外から見て目立つ」=「優秀な」という意味だったらしいですが、そのうち皮肉られて、「実にひどい」という意味になったようです。
例文:The teacher's error was an egregious mistake that affected the entire class.
No1900
vehemently
発音:víːəməntli(ヴィーアメントリー)
品詞:副詞
意味:激しく、熱烈に
解説:vehement「熱心な」の副詞形ですね。veheはvehicleのように「運ぶ」のイメージです。mentはmentalに代表されるようにmind「心」の事です。したがって、心をその方向に運んでしまう=熱心に、という事だと思います。vehemently opposedで覚えておきましょう。
例文:She argued vehemently in favor of the new policy.