今日の2024/6/3(Mon)は、consort, demeanor, eminence, elocution, decorum, fidelityの6つです。
引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection20の2巡目です。忘れかけている、または忘れてしまった単語を中心に復習します。
今日の単語については、以下のような関連付けで頭に入れてます。
consort → consortium
demeanor → demean
eminence → prominence
elocution → e-(out) + colloquial
decorum → decorate
fidelity → confidence
demeanorはdemeanと関係してますが、中英語のdemeanは「扱う、管理する、行う」そして後に「特定の方法で振る舞う、自己を持って行動する」(14世紀初期)という意味だったようです。もっと言うと、de-は「完全に」+mener「導く」のようです。このmenerはラテン語のminari「脅す」が由来です。自分の良心に完全に導かれるがままに行動する=自己を持って行動する=振る舞い、ってな感じでしょうか?
では、今日も往復電車の中でSection20の復習をやります。
No1933
consort
発音:kɔ́nsɔːt(カンソート)
品詞:名詞、自動詞、他動詞
意味:(特に国王、女王の)配偶者=spouse
解説:con-「一緒に」、後ろはラテン語のsors「lot(分け前、運命、くじ)」が由来で、consortium「合弁企業、協会、(法)配偶者権」も同じ語源を持ちます。という事で、「運命を共に歩む人」→「配偶者」ですかね。
例文:The prince's consort was a beautiful, successful woman.
No1934
demeanor
発音:dimíːnər(ディミーナ(ァ))
品詞:名詞
意味:振る舞い、品行
解説:demean「品位を下げる」の名詞形ですね。覚え方としては、de-が「下に」、後ろはラテン語のminor「to threaten(おどす)」が由来で、menace「脅す」も同じ語源を持ちます。
例文:His demeanor always apperas serious, but actually he is quite a wit. ※wit「機知に富んだ人、才人」
No1935
eminence
発音:émənəns(エミネンス)
品詞:名詞
意味:高名
解説:ラテン語のminere「to jut、project(突き出る)」が由来で、prominence「突起、顕著、卓越」も同じ語源を持ちます。
例文:After she received the Novel Prize, the professor's eminence grew even greater.
No1936
No1937
decorum
発音:dikɔ́rəm(ディコーラム)
品詞:名詞
意味:礼儀正しさ、(上流社会の)上品さ、礼儀、礼節
解説:ラテン語のdecere「proper(ふさわしい, 適当な)」が由来で、decent「上品な」、decorate「飾る」もここから派生しています。1560年代に「文学的あるいは芸術的な構成においてふさわしいもの」、1580年代に、「話し方、振る舞い、または服装の妥当性;形式的な礼儀」として使われたそうです。ちなみに飾ると言うのは、その場にふさわしいという意味で飾るわけであって、目立つように飾ると言うわけではなかったのですね。
例文:Students at the girl's school were told to maintain decorum at all times.
No1938
fidelity
発音:fidéləti(フィデリティ)
品詞:名詞
意味:忠誠心
解説:ラテン語のfidere「to trust(信用する); L.fides = faith(信用)」が由来で、confidence「信用」とかconfident「確信した」もここからの派生です。誰かを信じる=忠誠心ですね。
例文:The assistant was known for his intense fidelity to his boss.