travesty, infirmity, graft, delusion, dissertation, innuendo

今日の2024/6/20(Thu)は、travesty, infirmity, graft, delusion, dissertation, innuendoの6つです。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection21の2巡目です。忘れかけている、または忘れてしまった単語を中心に復習します。

今日の単語については、以下のような関連付けで頭に入れてます。

travesty → trans- + vest
infirmity → in-(not) + firm
graft → craft(関係はありません)
delusion → de- + illusion
dissertation → dis- + assert
innuendo → in- + nuance

graftの第一の意味は「接ぎ木」のようです。古フランス語 graife、ギリシャ語 graphein が由来です。皮膚・骨・内臓(肝臓や心臓)の移植手術などにおいて用いられる言葉でもあります。覚えにくいですね。

さて、今日はもう木曜日です。今日も電車の中で念仏のように英語の勉強をやります。

 

 No2038 

travesty

発音:trǽsti(トゥヴェスティ)
品詞:名詞
意味:まがい物
解説:traやtransは「超えて」、vestyはラテン語のvestire「服を着せる」です。vest「チョッキ」と関係がありそうです。演劇において男性が女装をして女性の役を演じることを指しており、後に、英語に取り入れられ、「模擬」「模倣」という意味で使われるようになったとの事です。

例文:Critics denounced the production as a travesty of Shakespeare's play. ※denounce「de(=down、fully) +L.nuntiare(to report)=〔公然と〕非難する、責める、非を鳴らす、糾弾する

 

 No2039 

infirmity

発音:infə́ːrməti(インァーミティ)
品詞:名詞
意味:病気、衰弱
解説:in-はnot、firmは「堅い、堅固な、頑丈な」ですよね。という事で、「頑丈ではない」=「体が弱い」=「病気、衰弱」なのでしょう。

例文:He suffered from an infirmity that made it difficult to breathe.

 

 No2040 

graft

発音:grǽft(グフト)
品詞:名詞、他動詞、自動詞
意味:移植、接ぎ木
解説:古フランス語 graife、ギリシャ語 graphein が由来だそうです。craft「(美術や工芸の)技術、技能」と一字違いですが、移植は医者のcraftsmanship「〔熟練した〕男性の職人の技[技術・技能]」におおいによりますね。

例文:The bomb victims needed extensive skin grafts for their burns.

 

 No2041 

delusion

発音:dilːʒən(ディージョン)
品詞:名詞
意味:妄想、錯覚
解説:de-は「完全に」、lusionは何度も出てくるラテン語のludere「遊ぶ、戯れる」です。代表例はillusion「錯覚、〔誤った考えを引き起こす〕空想、見間違い」です。「自分を完全に戯れてだますこと」と言う感じでしょうか。

例文:The man suffered from the delusion that he was from another planet.

 

 No2042 

dissertation

発音:dìsərtiʃən(ディサイション)
品詞:名詞
意味:論文=thesis
解説:dis-は「離れて」、sertはラテン語のserere「to join together(つなぐ)」が由来で、assert「a-「に対して」+sert「並べる」=自分の考えを並べて説明する=主張する」もここから派生した単語です。という事で、「考えや知識を切り離してならべる」=「論文や論文形式の文章を書く」だと思います。

例文:The scholar spent years writing his doctoral dissertation.

 

 No2043 

innuendo

発音:ìnjundou(イニューンドー)
品詞:名詞、自動詞、他動詞
意味:ほのめかし、当てこすり=相手の発言や行動に対してある特定の言葉や表現を意図的に当てはめて、その言葉や表現を引き出すこと
解説ラテン語のinnuendo「暗示することによって」が由来で、ラテン語のそのままが英語になっているようです。in-は「中に」、nuenはnuance「表現、感情、意見などにおけるわずかまたは微妙な程度の違い」と関係があるのでしょうか?「心の中の表現、感情、意見などにおける微妙な内容」=「ほのめかし」とか。だいぶ無理がありますが。

例文:He resented the innuendo that he owed his success to his father. ※resent「〔人や侮辱などを〕不快に[腹立たしく]思う」

 

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