2020/1/11(Sat)はinfuriateです。
いよいよ今日ですか?台湾の大統領選挙。今日はこの記事から拾った単語でinfuriateです。
相変わらず、ゴーン被告の記事は一面にありますが、今日は森法相に非難が集中しているようです。
何のことかと思ったら、「ゴーン被告は司法の場で無罪を証明するべき」と言う発言をしたらしいです。刑事裁判では有罪の立証責任は検察にあって、ゴーン被告が無罪の証明を行う必要などはないはずですから、森法相の失言ですね。
また、この発言は、有罪と宣告されるまでは無罪と推定されると言う「推定無罪」の原則にも反してますね。
という事で、infuriateを研究してみましょう。
infuriate
- 発音:infjúərièit(赤字がアクセント)
- 品詞:他動詞、形容詞
- 語源:中世ラテン語のinfuriatusみたいです。くわしく解説した記事もないし辞書にも殆どないので、どういう歴史を持つのか良くわかりませんが、
分解すると、in+furia+tusになるような気がします。inは接頭語で「~の中へ」とか「~の状態に」の意味ですね、tusは良くわからないですが、きっと動詞化するための接尾語でしょう。
とすると、furieが重要になります。実はこれはfuryのご先祖様らしいです。つまり怒りです。
原義は、「怒りの状態にする」っぽいですね。
- 意味:Oxfordオンライン辞書によれば、to make somebody extremely angry なので「~を激高させる」です。激怒りさせるですね。
- 使用例:
Taiwan’s presidential rivals were in a final push to convince voters Friday ahead of a closely watched election that looks set to infuriate China and send ripples far beyond its borders.*1
台湾大統領の候補者らは、金曜日に、注目を浴びている選挙の前にして、有権者に向けて最後の呼びかけを行った。その選挙は中国を激高させ、そして国境を越えて中国に波紋を送る事になりそうである。
rippleは、さざ波の意味ですが、そこから波紋とか影響とかの意味に派生してます。
台湾の大統領選は注目です。蔡英文氏か韓國瑜氏かだと思いますが。
蔡英文氏は、台湾大学、米コーネル大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを卒業された学者ですね。もちろん日本やアメリカ寄りの政策です。
一方で、韓國瑜氏は、東呉大学で政治学を学ばれた方で、中立派です。
蔡英文氏は当初はおされてましたが、ここへ来て盛り返しているようですから蔡英文氏が当選するような気がします。
日本としても、民主国家の台湾とアメリカを入れた同盟を組んで、中国や北朝鮮そして韓国に対峙することを望んでいるのではないでしょうか?
話は飛びますが、そういえば一時期盛り上がった韓国の話題が、ゴーン被告の逃亡でなくなりましたね。今どうなっているのでしょうか?まだ経済は破綻していないようですが。
では、本日はこのあたりで。
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*1:The Japan Times 2020/1/11