stampede, repercussion, concession, felicity, creed, farce

今日2025/5/7(Wed)は、stampede, repercussion, concession, felicity, creed, farceの6つです。

引き続き、英検1級でる順パス単(5訂版)のSection19の3巡目です。

今日は、いつものように行き帰りの電車の中で英語の勉強に集中したいと思います。昨日までの春休みのように、再度じっくり調べることはできませんが。

久々の出社で、あまり時間がないため政治の話はパスしますが、以下の絵の内容はしっかり頭に入れておきましょう。そして若い方が近くにいらっしゃる場合は、選挙へ一緒に行くなど投票率アップにご協力をお願いします。

 

 No1855 

stampede

発音:stæmpíːd(スタムピード)
品詞:名詞、他動詞、自動詞
意味:どっと逃げ出すこと、集団暴徒
解説
スペイン語estampidaから来ているそうで、estamparというスペイン語の動詞の「踏み付ける、足を踏み鳴らす」と同じです。
・stamp は「押す、踏みつける」という動作。これにpede=pedal「足」を足して「みんなが一斉に踏みつけるように突進する」=「どっと逃げ出す」というイメージです。

例文:When a fire broke out in the sports stadium, it led to a stampede among the spectators.

 

 No1856 

repercussion

発音:rìpərkʌ́ʃən(リパーカション)
品詞:名詞
意味:好ましくない影響、跳ね返り、余波
解説
・re-はback、後ろはラテン語のcutere「to strike, shake, (打つ, ゆさぶる)」が由来です。
・「後ろに反響する、衝撃が返る」が当初のイメージで、反響や影響の意味になり、そして物理的な衝撃から抽象的な結果や影響に使われるようになりました。現在では、「ある行動や出来事の結果として生じる影響」という意味で使われることが一般的です。
・直接ではありませんが、似たような単語としては以下があります。
-discuss「議論する、話し合う」 問題を打ち払うようにして整理し、議論するという意味合いですね。

例文:The repercussion of the debt crisis included a fall in stock prices.

 

 No1857 

concession

発音:kənséʃən(コンセション)
品詞:名詞
意味:譲歩=compromise
解説
・con-は「完全に、together」、後ろはラテン語のcedere「to go(行く), proceed(進む), come(目的地に向かって進む)」が由来です。
・一緒に進むと言うことで、例えば、交渉の場で相手の要求を受け入れて自分の立場を変えることは、まさに自分が「進む」方向を皆と一緒にする=変えること、すなわち「譲る」ことになります。
・cedere由来の単語は多いです。
-concede = 「譲る」「認める」
-secede = 「離れる」「脱退する」
-precede = 「前に進む」「先行する」
-recede = 「後退する」
-proceed = 「進める」

例文:However long we negotiated, our business partner refused to make any concession.

 

 No1859 

felicity

発音:fəlísəti(フェリシティ)
品詞:名詞
意味:幸福、至福
解説
ラテン語のfelicitas(幸福、繁栄)が由来です。
・felicitasから派生した単語の中で、英語の日常会話でよく使われる単語は限られていますが、覚え方としては、fellatioがあります。これは男性しかわからないです。

例文:Beneath a facade of domestic felicity, the marriage was in trouble. ※facade「うわべ、見せかけ」

 

 No1860 

creed

発音:krid(クリード)
品詞:名詞
意味:信条=belief=堅く信じて守っている事柄
解説
ラテン語のcredere「to believe(信じる)」が由来です。
・時間が経つにつれて、宗教的なものに限らず、政治的や哲学的な信念を表す場合にも使用されるようになりました。現在では、特定の組織やグループが持つ「信念」「信条」全般を指す言葉として使われます。
・credere由来の単語としては、以下があります。
-credit 「信用」「クレジット」「信任」
-incredible 「信じられない」「すごい」  credere(信じる)の否定形「in-」が加わった形。

例文:Although they follow different creeds, they still decided to marry.

 

 No1861 

farce

発音:fɑ́rs(ファース)
品詞:名詞、他動詞
意味:笑劇、茶番劇、道化芝居
解説
ラテン語のfarcire「詰め物をする」が由来です。もともとは「何かを詰め込む」という物理的な意味だったようです。
・中世フランスの教会劇では、真面目な宗教劇の間に面白い寸劇を「詰め込んで=挿入」して楽しんでいました。ここで「本筋に詰め込まれたお笑い」というニュアンスが生まれました。そこから、「滑稽な芝居」「ばかばかしい劇」という現代の意味に発展しました。
farcīre由来の単語は、基本的には、このfarceだけです。farceの形容詞形のfarcical「ばかげた、滑稽な」など。
・force「力、強制する」と非常にスペルが似ていますが、全く別物です。ですが、
-force-meat(フォースミート) 詰め物用のひき肉 料理用語(forceはfarceから派生)
-forcemeat ball ミートボール的な料理 同上 
のように詰め物のニュアンスも少し持っているようです。ということで、force→力で詰める→寸劇を詰める・挿入→茶番。ちなみに、end in farceで「茶番に終わる」と言う意味だそうです。

例文:The comedian first made his name in a theatrical farce. ※theatrical「舞台で演じた、演劇の、劇場の、劇風の」

 

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